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元相方にも飛び火…ホロコースト揶揄「ラーメンズ」が出てた『ピタゴラスイッチ』にも危機
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.22 15:50 最終更新日:2021.07.22 15:51
7月22日、東京オリンピック開会式の前日に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は「ショーディレクター」の小林賢太郎氏(48)を解任した。
小林氏は以前活動していたお笑いコンビ時代の1998年に披露したコントで、ナチス政権によるユダヤ人大量虐殺「ホロコースト」を揶揄する発言があり、騒動となっていた。
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このコントは「ラーメンズ」として披露したものだった。小林氏は2020年に、パフォーマー引退を発表。2009年以降、ほとんど活動がなかったラーメンズも事実上の解散となっていた。
しかし、騒動はラーメンズの元相方・片桐仁氏(47)にも飛び火の様相だ。ネット上では、早くも片桐氏の今後を心配する声が上がっている。
《で、片桐仁はどうなんの?》
《ユダヤ人大量殺戮ネタって何?ラーメンズ時代なら片桐仁も同罪で99.9から降板しないといけないのでは?》
《ラーメンズの昔のコントがアウトって事は俳優やってる片桐仁も消えてしまうんか》
この2人が“共演”していた番組にも危機が迫っているという。テレビ誌のライターが話す。
「元ラーメンズの2人が揃って出演していた、Eテレの『ピタゴラスイッチ』です。小林氏は『なにしてるの?おじさん』、片桐氏は『大人のピタゴラスイッチ』などのコーナーに登場しているんです。
“いじめ自慢”問題で、五輪演出チームを辞任した、小山田圭吾氏が楽曲担当をしていたEテレの『デザインあ』は騒動を受けて、急遽放送休止となりました。その差し替えで放送されたのが『ピタゴラスイッチ』なんです。
今回も国際問題に発展しかねない騒動となりましたので、『ピタゴラスイッチ』も放送休止や、ラーメンズの2人が登場する回のお蔵入りが検討されるかもしれません」
片桐氏からは、まだ騒動についてのコメントはない。小林氏は解任を受けて、こうコメントを発表した。
《小林賢太郎と申します。私は元コメディアンで、引退後の今はエンターテイメントに裏方として携わっております。
かつて私が書いたコントのセリフの中に、不適切な表現があったというご指摘をいただきました。確かにご指摘の通り、1998年に発売された若手芸人を紹介するビデオソフトの中で、私が書いたコントのセリフに極めて不謹慎な表現が含まれていました。
ご指摘を受け、当時のことを思い返しました。思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だと思います。
その後自分でも良くないと思い、考えを改め、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました。人を楽しませる仕事の自分が、人に不快な思いをさせることはあってはならないことです。
当時の自分の愚かな言葉選びが間違いだったということを理解し、反省しています。
不快に思われた方々にお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
先ほど、組織委員会からショーディレクター解任のご連絡をいただきました。これまでこの式典に携わらせていただいたことに感謝いたします。 小林賢太郎》
混迷の五輪開会式。これ以上、辞任の“スイッチ”が見つからなければいいが……。