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「ハンマーカンマー封印しない」ザコシショウ明かす “田村正和さんへの追悼コメント” 出さなかった真意

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.07.27 16:00FLASH編集部

「ハンマーカンマー封印しない」ザコシショウ明かす “田村正和さんへの追悼コメント” 出さなかった真意

撮影時は変顔を連発していた

 

「僕の芸風に影響を与えた人を何人か挙げるとなると、NSC時代の同期のケンドーコバヤシ、先輩のなだぎ武さん、竹中直人さん、あと芸人じゃないけど、電気グルーヴさん、という感じになりますね。昔から “普通じゃない人” に憧れてきました」

 

 そう語るのは、ハリウッドザコシショウ(47)。自らの芸風を異端だと自覚するからこそ、自身のブレイクも客観視している。

 

 

「NON STYLEとか、エハラマサヒロとかは器用すぎて、たまに俺もバカにしてしまうんですけど(笑)、あれはあれでじつはすごい。ああいう芸風があってこその俺らだと思うんです。もし、こっちの芸風が主流だったら、俺なんて絶対に出てこれてないですから。

 

 たけし軍団は、わりとめちゃくちゃな芸風の人が多いじゃないですか(笑)。俺は子供のころ、ビートたけしさんには憧れたけど、たけし軍団に入ってみたいと思わなかったのは、そういう理由なんです」

 

 自身を “遅咲きブレイク” へと導いた恩人の数々を、ザコシショウ自ら明かしてくれた。

 

●人物その1 東野幸治
「『あらびき団』(TBS系)の最多出演は俺なんです。でも、俺が “キング・オブ・あらびき” なんて言われたのも、MCの東野さん、藤井(隆)くんがおいしくイジってくれたからこそ。事前のネタ見せで評判のよくなかった “目玉おやじ漫談” も、オンエアではすごくおもしろくなっていました。『売れた』とはいえないけど、単発では跳ねるようになってきました」

 

●人物その2 松本りんす
「SMAの後輩なんですけど、いつも第3のビールを飲んでるんで、俺のおごりで鳥貴族のメガジョッキにありつけただけで『ええやん』とか言うんですけど、別になんもええことないやろと。俺が『ええやん、ええやん!』『シュー!』って言うのは、全部こいつが元ネタ。シュー! というのは、こいつが第3のビールを飲みすぎて失禁したときの音ですね」

 

●人物その3 バイきんぐ
「バイきんぐも元・吉本で、バッファロー吾郎さんのライブで一緒だったんですよ。そのときに小峠と『僕もう、吉本やめて東京行きたいと思ってるんです』『俺もそうなんだよ』なんて話していて『いつかまた、一緒にライブやりましょうね』と別れたんですが、その半年後、俺が上京してナベプロにネタ見せに行ったら、彼らと再会したんです。当時、相方を失って単独ライブのできない俺に、小峠が合同ライブを提案してくれて、そうして始まったのが、バイきんぐとのユニットライブ『やんべえ』です」

 

●人物その4 平井精一
「俺が2004年から所属する今の事務所(SMA)に、お笑い部門を立ち上げたのが平井さん。来る者は拒まず、誰でも入れるという方針は、平井さんによるものです。俺は2年ほど、事務所が東京・千川に持っている劇場『BeachV(びーちぶ)』に住んでいたんですが、おかげでスタッフさんと接する機会も多かったんで『あらびき団』のオーディションに追加枠で誘われて、結果、俺だけが受かったんです」

 

●人物その5 スター山下
「SMAは誰でも入れるのが事務所の方針なんで、挨拶しねえ失礼なヤツとか、まったく芸のないヤツもいて(苦笑)。3分間のネタ中、ただただ立って『鉛筆!』って言うだけのおじさんとか。スター山下ってヤツなんか、銀行強盗のコントにガチの包丁使ってましたからね。客の反応? ドン引きですよ。ライブで(包丁が)光ってんですから!」

 

●人物その6 錦鯉
「『やんべえ』をやるようになったら、噂を聞きつけて、いろんなヤツらが集まってきたんですよ。その中にいたのが、当時はバラバラのコンビだった錦鯉の2人。バイきんぐが『キングオブコント2012』で優勝したときは嫉妬しかなかったけど(笑)、彼らの2020年のブレイクは心底嬉しかったですよ」

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