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ソフト「金」に“元選手”坂本冬美が感涙「最終回の“演出”に鳥肌が立ちました」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.28 16:00 最終更新日:2021.07.28 16:00
本誌で、『坂本冬美のモゴモゴモゴ』を連載中の歌手の坂本冬美が、見事、金メダルに輝いたソフトボール日本代表に、大・大・大拍手を贈った。
「ベンチに座った宇津木麗華監督が、最後、祈るように手を合わせていましたが、わたしも同じ気持ちで。最後、キャッチャーの我妻悠香さんがフライを捕った瞬間、やったー! と、椅子から立ち上がり、バンザイと叫んでいました(笑)」
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賛否両論ある東京2020。それもわかったうえで、それでも、一瞬、一瞬に魂をぶつける一途さ。真摯な姿勢。真っ向勝負の潔さ……そのすべてが詰まったソフトボールの試合を心待ちにしていた。
「レベルはまるで違いますが、わたし自身、中学、高校とソフトボールをやっていたので、どんなプレーをしてくれるのか、すごく楽しみで。開会式の2日前に始まった予選リーグ第1戦、対オーストラリア戦から、日本代表の試合は、すべてリアルタイムで観ていました」
予選リーグは、4勝1敗。そして迎えた、宿敵アメリカとの決勝戦。マウンドには、13年前の北京五輪で、準決勝、3位決定戦、決勝と3試合413球を一人で投げ抜き、日本を金メダルに導いた上野由岐子がいた。
「上野投手のピッチングは、経験と技に裏打ちされた……という言葉がぴったりの投球で。初回のピンチを切り抜けた後は、安心して観ていられました。もう、毎回、拍手、拍手の連続です」
4回に、9番渥美万奈が執念のヘッドスライディングで先制点を奪うと、続く5回は、上野を師と仰ぐ藤田倭が打って追加点。6回裏、先頭打者にヒットを許したところで、ピッチャーが2番手、後藤希友に代わる。
「一瞬、もう!? ウソ? と思ったんですが、代わった後藤投手のピッチングがまた見事で。ぐいぐいと力で押していく姿は、13年前の上野投手でしたね」
上野由岐子が今の坂本冬美だとすれば、後藤投手は、『あばれ太鼓』でデビューしたころの坂本冬美。♪火傷かくごで抱かんとね〜と、若さとパワーで突っ走った『火の国の女』を歌う坂本冬美そのものだった。
そして、試合は最大のクライマックス、最終回へ。マウンドには、再び上野由岐子が。
「もうっ、これ以上ないという最高の演出です。拍手喝采! 全身、鳥肌です。コロナ 禍の影響で無観客でしたが、もしも……もしも、球場で観ていたら、きっと、大声で叫んでいたと思います」
ソフトボールの金を含め連日、金メダルラッシュに沸く日本。最後に坂本冬美は、これから登場する選手たちに向けて、こんな言葉で締め括った。
「この日のためにすべてをかけてきた努力を、思いを、すべて出し切って、悔いのない試合をしてください。わたしたちは、その姿に、勇気と元気をもらっています。頑張れ! ニッポン!!」