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ひろゆき 20年前も怖い物知らず! DHCに中指突き立てポーズ、田原総一朗氏に「知ってる風に話すのうまい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.28 20:00 最終更新日:2021.07.28 20:00
「2ちゃんねる」の創始者、ひろゆき氏(44)。彼の生い立ちから今後までを綴った著書『1%の努力』が29万部を突破し、ネット内外で話題となっている。
本誌が彼へ初インタビューをおこなったのは、いまから20年近く前のこと。ちょうどこのとき、彼は化粧品会社DHCなどから次々と訴訟を起こされており、すべてに負けると総額7億円の借金を抱えるという、非常にシリアスな局面だった。しかしそんな状況でも、係争相手の前で中指を突き立てる、不敵な態度でインタビューに応じたひろゆき氏。20年前から、「ひろゆき節」は健在だったーー。
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ーーなんで「2ちゃんねる」を作ったんですか?
「うーん、米国に留学していたときにプログラムの勉強をしてて、暇つぶしで作っただけなんです……。いちおう、愛着はありますけれど、面倒くさくなったらやめちゃうと思います。すいません、こんな答えで……」
ーー世間の中年サラリーマンから見ると、若いのにすごいな、うらやましいなと感じられます。
「すごいことをやったなんて感覚は、ぜんぜんないです……。ほかにも掲示板なんて山ほどありますし、僕は運のいいときに、運のいい場所にいただけです。専門のプログラマーの人は機能に凝って、いろいろボタンをつけた掲示板とかを作るんですけど、僕は常識どおりに、誰でも使える簡単なものだけ作ろうと思いました」
ーー世間じゃ、相当稼いでると思われてますよ。
「儲からないですよ、零細企業だし~(苦笑)。それに、お金持ちって幸せじゃなさそうじゃないですか。僕は、デートでお台場に行こうと言われただけでゲンナリするほどの出不精なので、お金も使わないし、お金はほどほどあればいいですが……。結婚? (裁判で)借金7億円抱えちゃう予定なんで(笑)」
ーーどんな子供時代だったんですか?
「異質な子でした。小学校で怒られなかった日はなかったです。友達と暗号を開発して、机を叩いて秘密の通信をしたりしていました。『冒険野郎マクガイバー』という海外ドラマが好きだった影響かも。主人公が、変なマメ知識を持っていて、たとえば重曹と酢を混ぜて煙幕を作って危機を脱したりするんですよ。そういう“とんち系”は好きでしたね」
ーーいまのマイブームは何ですか?
「何にでも『ペキン』って言っちゃうんです。友達に『あいつの名前なんだっけ』って聞かれるとすかさず『ペキン』。何度聞かれても『ペキン』『ペキン』(笑)」
ーー座右の銘は?
「『明日できることは今日やるな』です」
ーー好きな芸能人やテレビ番組はあるんですか?
「中谷美紀とか好きでした。あとは、大学時代にキックボクシングやってたんでK-1とか好きですけど……」
ーーいまや文化人として、有名人と対談したりもしています。彼らと会ってみての感想は?
「微妙に『面倒くさいなぁ』と(笑)。田原総一朗さんとか、やっぱり頭よかったですよ。自分の知らないことを、あたかも知ってるみたいに言うのがうまいな~、とか(笑)」
「明日できることは今日やるな」。当時から、彼は無駄な努力に異を唱えていたのだ。