エンタメ・アイドル
さんまも嫉妬した “大事件” レアルマドリード元エース選手がペナルティ・ワッキーのギャグが「人生で一番面白い」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.04 11:00 最終更新日:2021.08.04 13:54
8月3日におこなわれた東京オリンピック男子サッカー準決勝で、U-24日本代表はスペイン代表と対戦しましたが、奮闘むなしく敗れてしまいました。スペインといえばサッカー大国。FIFAクラブワールドカップで歴代最多9回の優勝を誇る “世界一のサッカークラブ” レアルマドリードがあることで有名です。
そのレアルマドリードの元エースストライカーであるラウール・ゴンザレスさんとフェルナンド・モリエンテスさんが、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんのモノマネにドハマりしたという話を、以前、ワッキーさん本人からお聞きしました。
【関連記事:ペナルティ・ワッキー、中咽頭がんから復帰…ヒデと対面し男泣き】
レアルマドリード所属だったラウールさんとモリエンテスさんは、来日した際に『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でワッキーさんと共演。
「『めちゃイケ』の『やべっち寿司』のコーナーで、ラウールとモリエンテスにギャグを見せるということで、僕らが呼ばれたんです。そこで芝刈り機のギャグをブィーーンてやったら、2人ともめちゃくちゃ笑ってて。特にラウールが笑ってました」
当時の放送を観てみると、確かに2人とも爆笑しており、ワッキーさんが芝刈り機のギャグの後に「レアルマドリードのグラウンドの芝を刈りに行きます」と言うと、ラウールさんが「短くお願いします」と芝の長さをリクエストするジョークで返していました。
帰国後も、2人のワッキーさんのギャグへの熱は冷めていなかったと言います。
「帰国して何年か後に、ラウールがテレビの取材を受けているんです。『いままで生きてきたなかで一番面白かったできごとは?』って聞かれたラウールの答えがなんと!『ある日本人のコメディアンがやった芝刈り機』って言ったんです。これホントですから」
この件に関しては、当時バルセロナでサッカーコーチを務めていた徳永尊信さんがブログに書き記しており、間違いありません。
これがどれだけすごいことなのか。実は、その話を聞いたお笑い怪獣・明石家さんまさんが「もしラウールがスペインのサッカー番組で『日本にはさんまという面白いコメディアンがいる』と言ってくれたら、一生仕事がなくなってもいいぐらい嬉しい」と番組で発言されています。
モリエンテスさんも、ワッキーさんが昨年、中咽頭ガンの治療で一時休養していた際、番組を通してワッキーさんに動画でメッセージを送っています。そのメッセージには「モリモリモリエンテス」という『めちゃイケ』で生まれたギャグを交えながら、「でっかいハグを送りたい」とワッキーさんの回復を願っていました。
ワッキーさんはスペインサッカー界のレジェンド2人の記憶に、いまなお強く残っているのです。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している