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高島礼子、エキストラの演技に驚嘆「負けていられない、もっと気合を入れないと」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.04 18:54 最終更新日:2021.08.04 18:54
8月4日、映画『祈り - 幻に長崎を想う刻 -』の公開直前イベント「祈りのつどい」が都内でおこなわれ、女優の高島礼子らが登壇した。
当作は、戦時中の被爆から12年が経った長崎を舞台としたヒューマンドラマ。高島は、礼拝堂に眠るマリア像を運び出そうとするカトリック教徒「鹿」を演じている。
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高島は、脚本をはじめて読んだときのことを、「教科書を読むだけでは知り得なかった現実が描かれていました。びっくりするのと同時に、(知らなっかた自分が)情けないな、と思いました」と語る。撮影現場を振り返り、もっとも驚いたことは、エキストラたちがみせた迫真の演技だ。
「被爆者の方々を演じる役者さんたちが、演技がものすごくお上手なんです。『エキストラの方々もこんなにいい芝居をしてくださるんだな』と思っていたら、実は地元(長崎)の方々だったんですよね」
つづいて、「被爆者の想いというのでしょうか、(エキストラの)みなさんは、お父様やお母様から被爆当時の状況を聞いていると思うんです。演技中も、何度も涙を流していました。お芝居のように、計算しながら感情を込めるのではなく、想いがあって涙を流すということを、今回みなさんから教わりました。
だからこそ、負けていられないなという気持ちと同時に、変な芝居をしちゃいけない、もっと気合を入れないといけない、と思いました」
イベントの最後、高島は「二度と戦争が起こらない世の中になるように、この作品から、少しでもみなさんにメッセージが伝わりますように、心から願っています」とまとめた。