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映画『翔んで埼玉』続編決定! 「佐藤健に出てほしい」埼玉県民が早くも沸騰
2年前、異例の大ヒットを飛ばしたコメディ映画『翔んで埼玉』。全力で埼玉をイジり倒し、ついでに千葉や群馬などの関東近県も巻き込んで話題を集めた。まさかの高校生役のGACKTや、全力の顔芸を見せた二階堂ふみの熱演もあり、SNSで何度もトレンド入りした。
この問題作の第二弾『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』が決定し、主演ふたりの続投も発表された。GACKTは「不安しかありません。前作であれだけ埼玉をディスったにもかかわらず、監督はまたしても続編をやる気です。監督、バカなの? 完全に壊れてます」とコメント。
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二階堂も「まさかこの映画がヒットするとは。まさかこの映画が日本アカデミー賞にノミネートされるとは」と困惑気味。原作者の漫画家・魔夜峰央氏に至っては「改めて言うが、正気かおまえら」とひと言。原作ファンも狂喜乱舞する事態となっている。
「2019年に魔夜峰央の原作コミックをGACKT・二階堂W主演で実写映画化。興行収入37.6億円を記録する、まさかの大ヒットを飛ばしました。そもそも原作は1982年に連載スタートですから、約40年前の作品です。1986年に短編集に収められましたが、そのときはヒットせず、2015年になってSNSなどで“埼玉ディスり”が話題となり復刊。初版2万5000部の予定がウェブをはじめとした盛り上がりで20万部へ増加。最終的に50万部を超えました。『埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ』がキャッチコピーというイカれっぷりの作品ですし、第一作で原作の内容をほぼ描ききったにもかかわらずまさか続編が決まるとは」(映画ライター)
Twitterもお祭り騒ぎだ。
《本当に本気ですかw 見ますよそりゃぁ絶対に》
《今回も埼玉をゴリゴリにディスってください!!埼玉県民より》
さらには、こんな声も。
《続編には是非とも埼玉出身の福原遥をお願いします》
《埼玉出身の岩本照、ご検討を》
《伊野尾慧を出陣させてください!》
《佐藤健さんも埼玉県出身なんですけど〜》
埼玉県出身俳優のキャスティング希望で盛り上がる始末。主演のふたりは沖縄県出身なのだが……。
埼玉県もこの人気にガッツリ便乗。春日部市のスーパーでは「そこらへんの草」を食材に使ったと称する「そこらへんの草天丼」を商品化。要は野菜天丼なのだが、4月の発売直後からSNSなどで話題となり、続編決定によりさらに注目を集めること必至。春日部市内を中心に「そこらへんの草」を冠した商品を扱う店が増加し、24店舗を巡るスタンプラリーを開始。シールをすべて集めると「名誉埼玉県人」のステッカーが贈られるというから、ファンにはマストアイテムだ。
2022年の公開に向け、さらに話題を呼ぶであろう『翔んで埼玉』。今後の追加キャストにも注目が集まっている。