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松坂桃李、『孤狼の血』撮影前に体をつくって「ノースタント」ビル落下
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.19 20:00 最終更新日:2021.08.19 20:00
8月20日から全国公開される映画『孤狼の血LEVEL2』の主人公 ・日岡秀一刑事を演じた松坂桃李。前作のひ弱な新人刑事のイメージをかなぐり捨て、裏社会をコントロールする新たな「孤狼」を演じた松坂について、白石和彌監督に話を聞いた。
ーー劇中で3年間の時間経過があるとはいえ、日岡のあまりの変化に驚かされました。
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「桃李君から『3年間の時間の経過を表現したいので髪を切ります』『髭も生やしていいですか』など提案があったんです。彼自身、ふだんはしないようなアプローチで役に取り組んでくれたと思います。
前作で役所広司さんが演じた立場を一応継いではいますが、実は別の存在となっている。そういった作品テーマに沿った複雑なキャラクター表現を、見事に成し遂げてくれたと思います」
ーー前作の日岡はヤクザに殴られてばかりでしたが、今回はたくましさを増し、主人公らしいアクションシーンも増えている。
「『アクション増えるんですよね。体を作っておきます』と言って取り組んでくれました。彼自身も、キャリアのなかで日岡は大事な役だという意識が強かったみたいです」
ーー殴り合いだけでなく、ビルからの落下やカーアクションなど、体当たり演技が増えていました。
「スタントマンを使わず、本当に頑張ってくれました。桃李君が映画『ガッチャマン』で “ビルの7階からワイヤーで吊られたことがある” と言っていたので、“今回はその半分以下だし、最悪ワイヤーがなくても落下シーンの撮影できるんじゃない?” とか、冗談で話してましたよ」
ーー気の早い話ですが、続編はあるのでしょうか。
「さすがにやり切ったので、続編は考えていません。ただ、桃李君は『この終わり方じゃ、まだ終われませんよ』という感じを、撮影後もすごい出していました」