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鈴木亮平『孤狼の血』で半年ぶりの撮影…両手を血に染めながら半泣きで喜ぶ

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.20 06:00 最終更新日:2021.08.20 06:00

鈴木亮平『孤狼の血』で半年ぶりの撮影…両手を血に染めながら半泣きで喜ぶ

 

 8月20日から全国公開される映画『孤狼の血LEVEL2』。同作で、広島の裏社会のみならず、警察や一般市民をも恐怖のどん底に陥れる狂暴なヤクザ・上林成浩。「日本映画史上に残る悪役」と評される上林を演じた鈴木亮平について、白石和彌監督に話を聞いた。

 

ーー本作は上林という強烈なキャラクターが日岡(松坂桃李)と対峙し、暴力ですべてを蹂躙しながら物語を動かしていきます。

 

 

「鈴木君には『映画史に残るような悪役を演じてほしい』とオファーしました。それぐらいの気構えで一緒に役を作っていきました」

 

ーー鈴木さんのこの映画に対する意気込みはいかがでしたか。

 

「鈴木君もコロナで撮影の仕事が半年間まったくなくなったそうです。そんな状況下で『孤狼の血』だけは撮影が決まっていたので、半年間ひたすらこの映画の脚本だけを読んで過ごしたそうです。この役への熱量は尋常ではなかったと思います。

 

 クランクイン直後、人を殺すシーンで、両手を血に染めた鈴木君が『監督、撮影って本当にいいですね~』って半泣きで喜んでいたのが印象深いですね(笑)。映画史に残る悪役になったと思います」

 

ーー映画化された、実在のヤクザ・石川力夫を彷彿させる演技でした。

 

「確かに石川力夫の半生を映画化した『仁義の墓場』(1975年)はクランクイン前に観直しました。

 

 石川は実在の人物で、今もって理解できない部分も多い。でも、上林は理解できるんです。基本的に嘘をつかない人で、子分たちの面倒見もいい。前作で殺害された親分に心底惚れているし、とにかく嘘のないキャラクター。

 

 この映画では他の人物は嘘ばかりついているから、上林はヤクザとしてある意味、純粋で正しいのです」

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