ロックバンド「BOOWY」のボーカルとして一世を風靡した氷室京介(60)が、ロサンゼルス近郊の大豪邸を売却したと、現地新聞『ロサンゼルス・タイムズ』が報じている。
音楽活動に専念するため、氷室は家族とともに1997年から米国で暮らしている。今回売却された豪邸は、2004年に640万ドル(約7億円)で購入したもの。売却額は900万ドル(約10億円)なので、およそ3億円の売却益が出たことになる。
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アメリカの不動産情報サイトによると、1200平米に及ぶ広大な敷地には、7つの寝室と8つの浴室に加え、シアタールーム、ビリヤード場、音楽スタジオ、トレーニングルーム、さらにはプールに落ちる滝まである。
庭にはバスケットコートがあり、そこには空からもはっきり見えるスーパーマンのロゴと【NBA MVP】の文字が。これは、氷室の前の持ち主であるプロバスケットボール選手・シャキール・オニールが暮らしていた頃の名残だという。
物件の紹介動画を見ると、 2つの本棚が撮影されており、漫画『宇宙兄弟』や『三国志』『源氏物語』『奥の細道』などの古典、『週刊 歴史のミステリー』『日本人のちょっとヘンな英語』『死にゆく子どもを救え』『ブッダの教え』などの本が並んでいる。さらに『ランチェスター戦略』といったビジネス書もあった。
氷室の豪邸は、カリフォルニア州の高級住宅地として知られるビバリーヒルズにある。近隣には、パリス・ヒルトンをはじめとする多くのセレブたちが暮らしている。
この豪邸を売却した理由は不明だが、氷室は2013年にも950万ドルで売却を試みている。このときは買い手が現れなかったが、50万ドル値下げした今回、現地不動産業者への売却が成立した。8月20日のことだ。
氷室の事務所によると「海外での生活については本人に任せています。われわれも『ロサンゼルス・タイムズ』を見て売却を知ったところです」とのことだった。
山の上にあり、プールから街を眺められる大豪邸で、氷室はどんな生活をしていたのか。今回の売却でその一端を見ることができた。