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長江健次「『ハイスクールララバイ』第一印象はYMOだ、って」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.01.23 17:00 最終更新日:2017.01.23 17:00

長江健次「『ハイスクールララバイ』第一印象はYMOだ、って」

 

「スタッフも僕らも、大ヒットするなんて夢にも思ってなかった」

 

『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)から誕生した「イモ欽トリオ」。当時、「たのきんトリオ」が大人気で、「僕ら3人はイモやから。あと、欽ちゃんの欽をとって」つけられたユニット名だった。

 

 また、YMOが全盛の時代で、本作の作曲、編曲を細野晴臣氏が担当。本家がYMOのパロディを手がけるという画期的な試みで、もうこれだけで十分、おもしろい。

 

「もともと、お客さんへのサービスで、番組のエンディングにトシちゃんやマッチの歌を歌っていたんです。で、番組の人気が出てきて、レコード会社数社から歌のオファーがあったそうで。

 

 初めて曲を聴いたのはレコーディングの1週間ほど前。移動の新幹線の中で、スタッフからカセットをもらったけど、まだ歌詞が入ってなかったから、これ、YMOだなって思いました(笑)。

 

 のちに話題になった、西山(浩司)くんと、山口(良一)さ
んのエアバンドの振付は、レコーディングの合間に、2人が歌に合わせて遊んでやっていたことが採用されました。

 

 僕にとっての『ハイスクールララバイ』は、生活の一部で、なくてはならないもの。僕の歌の原点であり、僕自身そのもの。一時期、嫌で歌わなかったこともあったけど、全国をライブで回って、語り継がれる歌のすごさを実感しています」

 

<イモ欽トリオ『ハイスクールララバイ』>

1981年8月5日発売
作詞:松本隆 作曲:細野晴臣
●売上枚数:104.3万枚('81年)
●ザ・ベストテン初登場:'81年9月3日2位
●最高位:1位 
●連続ランクイン:14週

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 AメロとBメロだけの簡単な歌だからアドバイスはなんもないでしょう(笑)。強いて言うなら、台詞の「つれないなー」の「なー」をね、力いっぱい張りのある声で叫ぶといいでしょう。何人かで歌うほうが盛り上がると思います。

 

<長江健次>

 1964年大阪府生まれ。52歳。'81年、『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』のフツオ役でデビュー。ヨシオ役の山口良一、ワルオ役の西山浩司と「イモ欽トリオ」を結成。1月21日~29日「長江健次Cafe vol.4」(神戸チキンジョージ)を開催。

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