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岩崎宏美「『聖母たちのララバイ』曲プレゼントに応募35万通」

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.01.25 17:00FLASH編集部

岩崎宏美「『聖母たちのララバイ』曲プレゼントに応募35万通」

 

「この歌を歌うたびに力を感じる。どんなに疲れていても元気になれる。私を震わせる何かがあります」

 

 火曜サスペンス劇場(日本テレビ系)といえば、『聖母たちのララバイ』。ドラマの終盤、エンドロールにシンクロする壮大な楽曲は、放送開始とともに反響を呼び、急遽、レコード化された。

 

「『火曜サスペンス劇場』の放送時間は、毎週大阪のラジオの生番組に出演していたので、リアルタイムでドラマを観たことがなかったんです。

 

 だから、私より先に、曲がヒットしていた感じでした。テレビ用にワンコーラスしか録音していなかったのですが、『聖母~』をカセットテープにしてプレゼントする企画には、とんでもない数(35万通)の応募ハガキが届いたそうです。それからすぐに、フルコーラスのレコーディングをしました。

 

 この曲は大きな愛がテーマ。作詞家の山川(啓介)先生が、企業戦士のための応援歌、とお話しされていましたが、本当にそうだなと思います。生きていくことは大変だし、みんな戦場で生きている。

 

 当時23歳の私には、歌詞の意味がわからなかった。けれども、すごい歌に出会ったんだな、とあらためて思います。

 

 私にとっての『聖母~』は、人として、歌い手として、育ててくれた曲。この歌は、私がいなくなってもずっと歌い継がれていくスタンダードナンバー。いちばん最初に歌わせてもらえて光栄です」

 

<岩崎宏美『聖母たちのララバイ』>

1982年5月21日発売
作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scott
●売上枚数:80.4万枚('82年)
●ザ・ベストテン初登場:'82年6月10日8位
●最高位:1位 
●連続ランクイン:14週

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 まず、自分に酔わないこと(笑)。歌に自信を持っている人が選曲すると思いますが、最初は語りかけるように始めて、サビから盛り上がっていくように。私でも手ごわいと感じる歌です。勝負! という気持ちで(笑)。

 

<岩崎宏美>

 1958年東京都生まれ。58歳。'75年、『二重唱(デュエット)』でデビュー。『ロマンス』『センチメンタル』などヒット曲を連発。28th『聖母たちのララバイ』で、日本歌謡大賞、日本有線大賞・有線音楽賞などを受賞。1月18日、岩崎良美をゲス
トに迎えた「岩崎宏美 with 国府弘子 Piano Songs Special」DVD&Blu-rayを同時リリース

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