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野々村真「芸がない『芸NO人』の僕を、タモリさんが育ててくれた」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.05 11:00 最終更新日:2021.09.05 11:00
■「坂上」だけには頭が上がらない
バラエティ番組に欠かせない存在になった野々村。鉄板ネタのひとつは「恐妻家」。しかしネットで「恐妻家はキャラ作り?」という疑惑が持ち上がっている。真相を聞いた。
「そんなこと絶対にありませんて(苦笑)。皆さん、我が家の実生活を見ていないからそう言えるんです。僕は妻の手のひらの上にいますから(笑)。
頭が上がらなくなったきっかけですか? いろいろありますが、つき合い始めたころは妻のほうが収入はあったので、妻の住むアパートに転がり込みました。
オートバイに2人乗りして暴走族に囲まれたときに『ちょっと、この人ね、顔を傷つけられたら仕事ができなくなるから、殴るんなら私を殴りなよ』と助けてくれたのも妻でした」
また、レギュラー出演する『バイキングMORE』(フジテレビ系)ではMCの坂上忍からの鋭い振りにオドオド。心配する声も聞こえる。
「しーちゃん(坂上)とは30年来の友人で、若いころは妻と3人でよく遊んだんですよ。皆さんはびっくりするかもしれませんが、そのころからあんな感じでイジられています(笑)。妻の旧姓は坂上(さかうえ)。読み方は違いますけど坂上という名前に縁があるんですね。深い絆がありますから、それをふまえて番組を観ていただけたら嬉しいです」
今年で芸歴40年。野々村は芸能界で “確固たる立ち位置” を築いている。
「皆さんから『人柄で芸能界を生き抜いているよね』と言われることがあります。多くの方は芸を磨いてテレビに出ていますが、僕は今もって演じるということをしてなくて素のままテレビに出させていただいています。
そういった意味では芸がない『芸NO人』。だから『僕は芸能界で唯一無二のキャラなのかな?』と思っています。誰も僕に憧れたり、僕を目標にしたりすることはないだろうし『野々村のポジションを取りにいこう』と思わないはずですから」と笑う。
つられてつい「そうですよねぇ」と笑ってしまったが、それに対しても野々村は爆笑する。純粋で天真爛漫。間違いなく、唯一無二である。
ののむらまこと
1964年6月24日生まれ、東京都出身 1982年10月『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の初代いいとも青年隊メンバーとして芸能界デビュー。1986年4月に放送開始した『世界ふしぎ発見』(TBS系)の出演は35年になる。『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『アップ!』(名古屋テレビ)などでコメンテーターを務めている
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写真・野澤亘伸
(週刊FLASH 2021年8月31日号)