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TBS「私が女優になる日」主演デビュー決定…飯沼愛「上を目指して頑張りたい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.12 11:00 最終更新日:2021.10.18 14:47
田辺エージェンシーと秋元康とTBSがタッグを組んだ、女優の発掘、育成プロジェクト「私が女優になる日―」。応募者9000人の中からオーディションで選ばれた10人が、TBSドラマの出演権をかけて、同名番組で3カ月に及ぶ演技バトルを繰り広げてきた。
毎週オリジナル台本による演技課題が出され、審査員の前で演技する。3人の審査員はその場でどちらがよかったかをジャッジ。9月11日の放送でランキングが決定し、主要キャストを演じるプロジェクトメンバーが決定した。
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22ポイントで1位に輝いたのは飯沼愛(香川県出身・18)。演技未経験ながら初回の演技バトルから高評価を受け、安定した演技でトップの座を守り抜いた。ドラマ初出演にして初主演でヒロインを演じる。
2位は20ポイントで武山瑠香(東京都出身・15)、3位は17ポイントで赤穂華(兵庫県出身・15)が選ばれた。
当初は演技バトル上位3人と特別枠1人を選出する予定だったが、総合プロデューサーの秋元康氏曰く「審査がかなり紛糾した」とのことで、急遽、特別枠を追加することが決定。
16.5ポイントで4位だった三浦涼菜(福岡県・17)、10ポイントで8位だった渋谷風花(青森県・18)が獲得した。
秋元康氏は「いろんな方が書いてくださった脚本でバトルを繰り返して、演技を学んできた。こんなに恵まれた期間はなかったのではないか。
彼女たちの努力もあるし、もともとの才能もあるが、初回から演技を見てきて、こんなにもうまくなったのかと、その成長に驚きました」とコメント。
ドラマの出演権を獲得した5人は、TBS史上初の「よるおびトラマ」となる『この初恋はフィクションです』(10月スタート、月曜〜木曜深夜24時40〜24:55 ※一部地域を除く)に、主要キャストとして出演する。
企画・原案を秋元氏、脚本を『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)などを手掛けた脚本家の徳尾浩司氏が担当する青春群像ラブストーリーだ。
演技未経験、普通の女の子だった彼女たちが、どんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。
1位を獲得した飯沼愛に話を聞いた。
――いまの気持ちは?
「結果を残せたことが何より嬉しいです。これからたくさんのドラマを経験できると思ったら、すごく楽しみだなって思います」
――1位を獲得して主演を務めるのは?
「1位が主演というのはいま聞かされたので、本当に信じられないです。選んでくださったからには、ちゃんと最後までやりきりたいです。
期待に応えたいという思いも大きいんですが、それ以上に本当にお芝居を始めて数カ月しか経っていないのに、主演という大きな役割をもらえたのはすごくありがたいです。
同時に自分で大丈夫なのかなという不安が、いまはすごく大きいです。でも不安をどんどんなくしていけるように、これからももっともっと上を目指して、とにかく必死に頑張りたいという気持ちでいっぱいです」
――どんな女優になりたい?
「どんな女優さんになりたいというのがまだわからないんですが、今はまだ女優でもなんでもないと思うんです。女優と呼んでいただけるぐらいまで成長できたらいいなと思います」
写真・福田ヨシツグ