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へずまりゅう「大学時代、人格がねじ曲がった…」良家の子息が“迷惑系”ユーチューバーへと堕ちた「いじめ」と「恋人の死」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.09.29 06:00FLASH編集部

へずまりゅう「大学時代、人格がねじ曲がった…」良家の子息が“迷惑系”ユーチューバーへと堕ちた「いじめ」と「恋人の死」

 

 2021年5月、スーパーで会計前に魚の切り身を食べたことから逮捕され、8月27日には、窃盗・威力業務妨害の罪で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の一審判決が下された元ユーチューバーのへずまりゅう。数々の過激な動画で“迷惑系ユーチューバー”として悪名を轟かせ、郷里・山口で新型コロナウイルスの感染拡大を引き起こした際には、会見で山口県の村岡嗣政知事から異例の名指し批判を受けるなど、一時は“国民の敵”と目された男だ。

 

 

 本誌は、現在、保釈され控訴審を待つ本人に、インタビューをおこなった。善良な両親の元に育ち、レスリングで国体出場まではたしたスポーツ青年がなぜ“迷惑系”へと堕落したのか。90分を超える独白のなかで浮かび上がったのは、へずまの人格をねじ曲がらせた2つの原因だった――。

 

「本日はよろしくお願いします!」

 

 東京・渋谷駅のハチ公前で本誌記者と顔を合わせたへずまは、朗らかな挨拶とともに頭を下げた。異彩を放つ“無罪Tシャツ”を除けば、豊かな体格を持つ、爽やかな青年だ。

 

「実際、僕は大学生になるまでは、ちゃんとしていたんですよ。両親は非常にまともでした。いつも優しかったですし、いけない事はちゃんと叱ってくれて、すごくいい育てられ方をしたと思っています。汚い言葉使いなんかも、大学生になるまではしたことなかったんです」

 

 高校時代は熱心にレスリングに打ち込み、インターハイに出場。地元の徳山大学に進学し、レスリング部に所属した。

 

「当時は、本気でオリンピックを目指していました。大学では実家を出て、寮で暮らしながらレスリングを続けました。国体に出場するなど実績は残せましたが、今振り返ると、僕の性格の一部は、そこで歪んでしまったんだと思います」

 

 大学のレスリング部でへずまを待ち受けていたのは、体罰を伴う先輩からの厳しいしごきだった。

 

「上下関係がめちゃくちゃ厳しいんです。両手で首を絞められたり、グーで殴られるのは当たり前でした。先輩からいじめられていたんですよ。人を罵倒するような汚い言葉遣いも、寮生活で身に着けてしまった気がします。『このレスリング部で生きていくには、先輩のようにならないといけない』と思い込んでしまったんです。上級生になるにつれて、今度は僕が、先輩にやられてきたことを、後輩にやるようになってってしまいました」

 

 就職活動ほとんどしないまま、卒業後は地元のスーパーに就職。

 

「就職浪人しようか迷いましたが、これ以上親に負担をかけるのも嫌だと、すぐ就職できるところを選びました。1年間、スーパーで働いたんですけど、上司と喧嘩し、その後は新日鐵住金(現・日本製鉄)で2年間、日本製紙で2年間で働きました。意外とすごい企業に転職できているんですよ(笑)。挨拶の声は人一倍、大きいし、体育会系としてレスリングの実績もあるので、人事担当のおじさんたちがすごく高く評価してくれるんです。実際、転職先の2社では、同期のなかで僕がいちばん学力はなかったです」

 

 だが、どの企業でもへずまは対人トラブルで辞めてしまうことになった。

 

「2年めを迎え、仕事を覚えるようになると、上司であろうとも『お前うざいわ』などと面と向かって言ってしまうようになるんです。レスリング部時代の癖でもありますし、元からの僕の性格もあると思います。心底、自分はサラリーマンには向いていない、自分で企業するしかないと思いましたね」

 

 一念発起し、28歳で始めたYouTubeも失敗続きだった。

 

「スーパーの職場で出会った友人4人とグループで、ユーチューバーとしての活動を始めました。最初は『〇〇やってみた』や『○○歌ってみた』『早食い』など、ユーチューバーにありがちな企画をやってました。でも、まったく数字が伸びなかったんです。再生回数が数十回とか、そんなレベルです。1年間、ほぼ毎日、投稿したんですが、芽が出ず。そこで、どんなものが受けているのか調べてみたら、警察沙汰になるような過激な動画ばかりが出てきました。

 

 それで、29歳のとき一人で上京してからは、突撃する動画などで数字を取るようになっていきました。迷惑になるとわかっていながら、次第に自分を止められなくなっていったんです。数字が取れるってことは、注目されているってこと。無関心がいちばん嫌なんです。そういう意味では、アンチもウェルカムですよ。嫌われていても、拡散してくれるわけですから」

 

 売れない“健全”なユーチューバー時代、へずまの動画更新が2週間、止まったことがあるという。それは、最愛の女性が亡くなったからだった。

 

「大学時代から付き合っている彼女がいたんですよ。実家にも呼んだことがあるぐらい、真剣にお付き合いしていました。彼女は、1型糖尿病を患っていました。途中から歩けなくなり、車椅子を押したりしてました。最後は目も見えなくなりました。それで結局、亡くなったんです。さすがに僕もつらくて、動画を更新できなくなりました。

 

 彼女から貰ったキャップは僕の宝物で、ユーチューバーとして活動していたときもずっとかぶっていました。最近は大切な帽子だと知られてきて、盗まれる可能性もあるので、家に置いてありますけどね。彼女の目があったら、過激な動画を撮影するのは難しかったかもしれません…」

 

 そして、へずまりゅうは、“迷惑系ユーチューバー”として世間の知るところとなる。だが、彼自身このスタイルに近々、限界がやってくることには、気が付いていたという。

 

「過激な動画も徐々に飽きられていました。YouTubeも最初の3カ月でBANされてしまいました。もはや、HIKAKINさんを殴るしかないというところまで追いつめられていたんです。確実に暴行で逮捕されますけど、伝説にはなるじゃないですか。

 

 だから、今回の逮捕で強制的に止められたのは、よかったと思っているんです。当時の僕は冷静じゃなかったです。自分が何をしたいのか、何をしでかすのか分からない時期でした。もう、捕まりたくありません」

 

 現在は、TikTokやInstagramなどのSNSでの活動に力を入れており、その際は、リーガルチェックを欠かさないようにしているという。

 

「弁護士さんに、動画を撮る前に企画内容を相談し、撮り終えた動画の確認をしてもらっています。問題がないと判断されたものしかTikTokやInstagramにはアップしていませんし、Twitterに投稿する文言についても誹謗中傷にならないかどうかなど、何重にも確認を重ねて投稿してます」

 

 へずまは、9月21日、立花孝志が党首を務める「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)から参院山口選挙区補欠選挙に出馬することを発表した。会見で「当選確定です。悪名は無名に勝る」などと豪語したことで、さらに批判を浴びている。結局、炎上して注目を集めるという手法を変えることはできていないのではないか――。

 

「いや、政治についても真剣ですよ。僕のことを知っているのは若い層。上の世代が、僕に対して批判的なんでしょうね。だから、もしかしたら今回の選挙は厳しいかもしれません。でも選挙って1回きりじゃないですから。2年、3年、10年経っても今回の騒動は消えません。『へずまはあんなことをした男だ』と思われているでしょうが、過去のことは、今後も謝罪して反省し続けるつもりです。それを続ければ、みんな信じてついてきてくれると思うんで。自分があきらめたらそこで終了なんで、当選するっす!」

 

“迷惑系”から“政治系”へ――。華麗なる転身を許すか否か、民意はどう判断するのか。

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