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武田鉄矢の夫婦愛エピソードに麻生久美子が感嘆「希望が見えました」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.09.30 18:20FLASH編集部

武田鉄矢の夫婦愛エピソードに麻生久美子が感嘆「希望が見えました」

 

 9月30日、都内で東洋水産「赤いきつね緑のたぬき 新CM発表会」がおこなわれ、ゲストとして武田鉄矢麻生久美子らが出席した。

 

 新CMは「思い出博物館」として、これまでの歴史を振り返る4部構成。43年間CMキャラクターを務める武田鉄矢は、「やっと静かな年相応のCMになった」と笑う。

 

 

「戦車相手に走ったり、ラクダに乗ったり、スフィンクスの陰で食べたりいろいろあったんですが、やっと人生の味わいを、というようなコマーシャルにたどりつけました。ずっと憧れてました。こういうしみじみとしたやつを」

 

 テーマにちなんで、思い出に残る家族愛を聞かれると、麻生は地方公演で初めて子供たちと長期間離れたときのことに触れる。

 

「東京についたとき、夫と子供が花束をもって迎えに来てくれて。私の顔を見た瞬間、娘が泣き出して、私も一緒に泣き出して、そのとき、家族っていいな~と思いました」

 

 その話を聞いた武田鉄矢は、「私なんぞは、長期公演終わって家に帰ったら、すっかり大きくなった娘から、『いたの?』って言われました」と話して会場を笑わせた。

 

 武田は思い出に残る家族の話として、こんなエピソードを披露する。

 

「博多の長期公演がかかっているとき、女房が、飯を作りに来るんです。外食は許さないんです」と少し渋い顔。周囲から「すごい」との声が上がると、武田は少し照れ笑いしながら、こう続ける。

 

「火が使えないので、温めるやつをホテルに用意してもらい、丸いテーブル買ってくるんですよ。2人で、ソファーじゃなく、しゃがんで。あぐらと正座で、ホテルの30何階でご飯を食べる。

 

 そしたら、タイミングよく、窓の向こうで遠くの夏祭りの花火が上がりだして。それで女房が物も言わず、明かりを消して、闇にして2人で飯を食ったんです。ものすごく幸せでしたね」

 

 麻生から「素敵」と言われると、武田は「夫婦っていうのは、だんだん口数が少なくなるところに幸せがあるようなもので」と応じた。麻生は「あ~希望が見えました」と感心していた。

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