鈴木亮平は「言葉遣いが丁寧」、相葉雅紀は「留守電に粋なメッセージ」…テレビ局スタッフが語る「性格がいい俳優」

 

　華やかな俳優の姿は、カメラの前のもの。「芸能人の本当の素顔を知りたい」と思う視聴者も多いだろう。そこで今回、大手広告代理店がNHKや民放各局のプロデューサーからAD、ヘアメイクまで、テレビ制作関係者115人におこなった「現場で見た性格のいい」俳優アンケートを入手。実際に現場での素のエピソードや、ありのままの姿を証言してもらった。芸能界の「ガチでいい人」は誰だ!?

 

　調査対象者に「一緒に仕事をして性格がよかった」俳優を3名まで挙げてもらい、1位＝3ポイント、2位＝2ポイント、3位＝1ポイントとして集計した。

 

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　今回は男優編。1位は鈴木亮平。「礼儀正しく言葉遣いも丁寧。どんな下っ端のスタッフでも必ず『さん』づけ」（AD）と評判がいい。

 

「鈴木さんの演技の幅の広さと、台本にない設定や背景も撮影前にしっかりと研究してくる真摯な態度が、現場ウケ抜群です」（ドラマ制作スタッフ）

 

　2位は香川照之。「もともとテレビスタッフ（AD）の経験があり、弁当で困ったら香川さんに聞けばハズレなし」と、現場人気は抜群。

 

　4位には、10年来交際してきたという1歳年上の一般女性と結婚を発表したばかりの相葉雅紀がランクイン。

 

「相葉さんがある番組の海外ロケに出発する当日、わざわざ電話をくれたが出られなかった。すると留守電に『行ってきます。それではレッツ、フライ！』とメッセージが入っていました（笑）」（制作会社スタッフ）

 

　6位に入った山田孝之は、とにかくファンへの対応に定評があるという。

 

「俳優として人気が出てからも、ファンとの交流を大切にしています。忙しい毎日でも時間を見つけては居酒屋に行き、一般人と積極的におしゃべりをするそうです。意気投合すると、そのままカラオケなどに行くこともあります」（ドラマプロデューサー）

 

　今回のアンケートについて、大手広告代理店のキャスティング担当者が人気の秘密を解説する。

 

「ランキングに入った俳優たちの特徴は “ギャップ” です。どれだけ大御所だったとしても、“会ってみたら意外にいい人だった” という意見が非常に多い」

 

　芸能人も愛されキャラが現場を制するのだ。

 

（週刊FLASH 2021年10月19日号）