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堤真一、父に「あんたみたいになりたくない」反発した過去を後悔

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.10.27 11:00FLASH編集部

堤真一、父に「あんたみたいになりたくない」反発した過去を後悔

 

 堤真一が、10月25日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK総合)で亡き父の真意を知り、涙した。

 

 兵庫県に生まれた堤は、小・中学校で野球に熱中するが、成長するにつれて無口な父・静雄さんとの間に溝ができた。

 

 高校に進学するが、半年で野球部を退部し、やがて不登校に。中退を決意して、父に「あんたみたいなサラリーマンになりたくねえんだ」と暴言。

 

 

 父は「サラリーマンの苦しみがわからない人間は何をやっても一緒や」と言い返し、堤は「負けた。そのとおりだ」と思い、中退を撤回して高校を卒業。

 

 その後、堤はアクションスターを目指して、京都の養成所へ通った。選抜クラスに選ばれ、京都から東京の養成所へ行くことになる。その時期、父は肺がんで入院しており、堤は父の病室を訪れた。

 

 たいした話もできず、立ち去ろうとする堤に、父は声を振り絞って、「真一!」と叫び、ポツリと「元気でな……」と声をかけた。

 

 堤は「『ああ、この人は死ぬことを(自分で)知ってる』と思うと振り返れなかった。そのまま病室を出て号泣した。もう会うことはないんだって」と振り返った。

 

 父は1984年に60歳で亡くなった。今回の番組の取材で、父が写した大量の写真が見つかった。

 

 堤が生まれた日の写真、堤を初めて家に迎え入れた日の写真、時節ごとの家族の集合写真などがあった。そこには、父が狭い団地の家を、家族とともに大切にしていた様子が刻まれていた。

 

 寡黙な父の不器用な実直さと家族愛を感じた堤は「(父は)無口だから、ずっと(自分は)愛されてないって思ってた」と大粒の涙。「俺のこと嫌いなんだろうなって。生意気だったし。それが……ほんとバカですね」と悔やんでいた。

 

 堤と父の関係にSNSでは大きな反響が寄せられた。

 

《寡黙な父親と生意気な思春期の息子。 父親への一方的な誤解が今初めてほどけ、 号泣されてる堤さんに、 こちらも涙なしには見れなかった》

 

《ファミリーヒストリー、途中から観たけど、なんだか色々重なって号泣したわ》

 

《堤真一のファミリーヒストリーで久しぶりに泣いた。ココロが洗われた。寡黙に生きたい》

 

「同番組で、堤さんのお父さんは、学校の先生から東大受験をすすめられ、外交官になる夢があったものの、家庭の事情や戦争という時代に翻弄され、工場勤めをするしかなかったことが判明。

 

 それでも父は、51歳で通信制大学で学び、税理士を目指したものの、道半ばで天国に旅立ったそう。堤さんは『全然知らなかった』と驚いていました」(芸能ライター)

 

 寡黙な父の名前は「静雄」、堤の名前「真一」は「真実一路」から取られたことも明かされた。

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