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木下優樹菜 1000万円が40万円に…タピオカ訴訟は“軽傷“も、待ち構える「化粧品会社からの3億円訴訟」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.28 19:15 最終更新日:2021.10.28 19:19
元タレントの木下優樹菜(33)が10月27日、東京地裁が下した判決で40万円の賠償命令を下された。実姉がアルバイトとして働いたタピオカドリンク店の経営者に対する恫喝騒動、通称“タピオカ騒動”で、同店の店長は木下に対し1000万円の損害賠償を求めていた。その訴訟が、一審では決着を見た形だ。
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2019年9月、木下の実姉と同店店長との間で、給料の支払いを巡るトラブルが勃発。間に入った木下はインスタグラム上で同店店長に対し、「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」とのダイレクトメールを送信。“脅し”とも取れるメッセージが明るみに出たことで、木下は芸能活動を自粛、さらに2020年7月には芸能界を引退する事態に。
タピオカドリンク店の店長は、引退から2カ月経った2020年9月、木下から脅迫されて精神的苦痛を受けたとして1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
「そして27日、東京地裁・沢村智子裁判長は、メッセージについて『芸能事務所の社会的影響力を使って、店長に不利な内容の記事を週刊誌に書かせるなどと告知しており、脅迫にあたる』と指摘。店長がこうむった苦痛は『相当程度大きい』とし、木下さんに40万円の損害賠償の支払いが命じられることとなったのです。しかし、木下さんが店長に謝罪を繰り返し、被害の回復を図ろうとしていたことなどが考慮され、当初の請求から大幅減額となったようです。
金銭面で見れば、請求額のわずか4%という結果でしたが、『脅迫にあたる』という事実を勝ち取ったことは、原告である店長にとって大きいのではないでしょうか」(全国紙記者)
しかし、28日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、MCを務める坂上忍が「40万か……と感じた方は多いのでは?」と発言。ネット上でも、この額に対して疑問を投げかける声は多い。
《弁護士費用とか労力を考えたら完全にマイナスだよなぁ》
《一審で脅迫と認められたのは被告にとっては大きい。でも、金銭面ではこの判決はがっかりしたんじゃないだろうか》
賠償額では“軽傷”で済んだ木下だが、もう一つ巨額の訴訟を抱えているのだ。
「『タピオカ騒動で自社のイメージを棄損された』として、木下さんがイメージキャラクターをしていた化粧品会社が、木下さん本人と元所属事務所、広告代理店の3者に対し、約3億円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしたことも報じられています。こちらの訴訟では、木下さんに金銭的にも“大ダメージ”が降りかかるかもしれません」(前出・全国紙記者)
“脅迫メール”の代償はあまりにも大きい。