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板東希、E-girlsから女優へ「自分のこだわりなんて全部捨てて、なんでも挑戦したい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.30 11:00 最終更新日:2021.10.30 11:00
2020年、9年の歴史に幕を閉じたダンス&ボーカルグループE-girls。解散から1年、それぞれの道を歩き始めているメンバーだが、今夏放送されたドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の仲居役で話題を集めた坂東希もそのひとり。
「私にとってE-girlsは仕事という感じではなく、ライフワークの一部だったんです。だから、いまだに終わった気はしていないです。女優のお仕事をさせていただいてもE-girlsの坂東希はどこかにいるというか。なんか不思議な感覚です」
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14歳でデビューし、23歳までE-girlsとして、音楽活動はもちろん映画やドラマ、バラエティ番組などに出演する毎日を忙しく過ごしてきた。今は以前とは違ったサイクルの生活を送っているという。
「生活は変わったんですが、実は生活をガラリと変えたのは、解散よりコロナだと思うんですよ。もともと休みを思いっきり楽しむタイプじゃなく、常に『何かをやらなきゃ』『何かインプットしたい』と焦るほうなんですが、今回は休むのも大事と思うようになりました。人としての生き方が変わってきたのかもしれないです」
最近は今までできなかった料理にもこだわりを持っている。
「凝った料理を1日かけて作ったりすることなんて、今までなかったんですよ。でも、最近はそれも楽しんでいて。低温調理器を買ったので、今はこれを使って料理するのが面白いです。この間なんて、鶏ガラからコトコト煮込んで水炊きを作りました。コラーゲンたっぷりで美味しかったです。
外食がなかなかできないので、そういうところで毎日を楽しんでいます。やっぱり自分で作って食べるとまた違いますね。自己満足ですが(笑)」
現状について「今もグループで活動していたら、きっと何もできない状態に焦っていたかも」と笑顔を見せる。
「今までは次のリリース、次のライブ……と先々までスケジュールが決まっていたので、このご時世だったら満足のいく活動もできないし、焦っていたと思います。
でも今は女優の仕事をメインにしていて、仕事の入り方が全然違う。次から次という感じでもないんです。なので、あまり焦らず自分でやるべきことを頑張ろうというマインドになっています。ある意味、自由になったのかも。
いろいろあるコロナ禍の副産物ではないですが、ちょっと自分を見つめ直すことができたというのもあるかも。精神的にも落ち着いたこともあり、普通を楽しむことができる状況にいると思います」