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目指せ!BTS・ジョングク…子供の頭をまん丸にしたい親が中国で激増中
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.02 11:00 最終更新日:2021.11.02 11:51
中国でいま、赤ちゃんの頭を理想的な丸さにしてくれる「頭部矯正グッズ」が注目を集めている。現地の報道によると、今年の10月ごろ、突如、親たちの間で、子供の頭の形をまん丸にしたいブームがやってきた。骨が柔らかく、発育途上にあるうちに頭の形を矯正し、理想の丸みを実現させたいのだという。
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話題を集めたのが、中国の口コミアプリ「小紅書(シャオホンシュー)」に書かれた投稿だ。生後7カ月になる娘は仰向きで寝るのが大好きで、気がつけば後頭部が平たく伸びきってしまった。なんとか横向けで寝かせようとするも、すでに癖になって直らない。
困った母親は、近所のクリニックに娘を連れていき、頭の形について相談。そして、手に入れたのが「頭部矯正ヘッドギア」だった。クリニックでは、娘の頭のサイズを計測し、それにしたがって「型」を作った。取り外しは可能だが、一日中装着する必要があるため、赤ん坊には負担がかかる。
それでも「このギアをかぶれば、ワイヤーで体のどこかを固定するのと同じ効果があると思う。しっかり矯正して、美しくさせるわ」と自信ありげに語っていたという。母親がいくら払ったかは明らかにされていないが、通常だと50万円ほどだとされている。
こうした高価な「頭部矯正ヘッドギア」はなかなか手が届きにくいが、大手通販サイト「タオバオ」では、頭の形を矯正するヘルメットや枕、マットなどの売れ行きが好調だ。ヘルメットは1500円、枕は2500円、マットは2000円ほどで販売されている。街の店舗でも、同様の商品が品薄だという。
ちなみに、ニュースサイトの解説では、100年前の清朝時代、男性は後頭部のみに生やした髪を編んだ「弁髪」が、女性も長く伸びた髪を後頭部で大きく巻き上げた「両把頭(りょうはとう)」が髪型の基本だった。これらは後頭部が平たいほど美しく見えることから、当時の人々は意図的に頭の後ろを絶壁状にしたという。それが今や、丸い頭こそ美しいと言われるようになったのだ。
中国版ツイッター「ウェイボー」では、
《私の平たい頭を見てよ! 後頭部が切り落とされたみたい。わざと仰向けで寝かせたの? ってお母さんに聞いちゃった》
《頭の形は、その人の魅力だよね。子供たちの “丸み” のために、できる限りのことをしてあげよう》
といったコメントが数多く投稿されている。なかでも、理想的な頭の形として、韓国「BTS」のメンバー・ジョングクの名前があげる人が多い。
美への第一歩は、ジョングクのような真ん丸の頭にこそあるのだ。
( SmartFLASH )