今年2月から現在放送されている『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』。毎回さまざまな職業のプロフェッショナルをスタジオに招いて、その職業の知られざる一面をトークやVTRを通じて紹介する、知的好奇心を刺激する番組だ。
一癖も二癖もありそうなプロフェッショナルゲストを取り仕切っているのが、人気お笑いトリオのネプチューン。結成20年を迎えた現在、ゴールデンタイムを中心に5本のレギュラーを持ち、その多くが冠番組だ。その人気の秘密を探るべく、番組収録直前の楽屋にお邪魔して話を聞いた。
堀内「あ、もう20年なんだ」
名倉「僕らはラッキーやったと思います。いまの若手たちのなかで自分たちがやっていたら、どうなっていたんかなっていうのはありますね」
原田「芸人さんの数も多いもんね」
堀内「『ジョブチューン』でも、僕は自分だけ楽しんでいてあまり番組全体のことは考えてない(笑)。それが失敗したり成功したりするから、そういうスタンスでいいのかなと思ってます」
原田「でも、健のポジションは、いてくれると本当に和らぐよね。僕も本当に自由にやらせてもらってる。もうね、セリフとかもらっちゃうと、タイミングばかり考えて、ほかのことがまったく考えられなくなっちゃうから、自由にしてもらうとすごくラク(笑)」
名倉「僕はMCではあるけど、スタッフがしっかり取材してきてくれているので、それを楽しく、しっかりと聞ければいいなと思ってやっています」
お茶の間に愛される人気お笑いトリオ・ネプチューン。彼らはなぜこれほどまでに支持されるのか。『ジョブチューン』のエグゼクティブプロデューサーのTBSテレビ正木敦さんは、ネプチューンの魅力を次のように語る。
「泰造くんとホリケンくんからは、スタッフが思いつかない発想で質問が飛んでくるのでいつも驚かされます。だから、基本的に彼らには自由に動いてもらうようお願いしているんですが、そのぶん名倉くんは大変だと思う(笑)。彼はとにかく回しがうまい。客観的な視点を持っているから安心してまかせられる。だからネプチューンは本当にバランスがいいトリオなんです」
(週刊FLASH 2013年6月4日号)