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今井絵理子、島袋寛子との不仲説一蹴!「ヒロを超えるパートナーは現れない」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.11.10 11:00FLASH編集部

今井絵理子、島袋寛子との不仲説一蹴!「ヒロを超えるパートナーは現れない」

左から、上原多香子、島袋寛子、今井絵理子、新垣仁絵。写真・川田洋司 『SPEED Welcome to SPEEDLAND』(青志社)より

 

 今年、デビュー25周年を迎えたSPEEDが、初となるトリビュートアルバムを11月11日に発売する。参加する12組のアーティストはそれぞれ、氣志團が「Body & Soul」、LiSAが「Wake Me Up!」、ビッケブランカが「White Love」、倖田來未が「I Remember」などを歌う。

 

 

 アルバム発売を前に、SPEEDから政治家へと転身、現在は参議院議員として活動する今井絵理子氏(38)に話を聞いた。

 

――トリビュートアルバムについては、どんなふうに思っていらっしゃいますか?

 

 LiSAさんも含め、SPEEDに憧れて音楽を目指していただいた素晴らしいアーティストの方々に、こうしてSPEEDの歌を歌ってもらえるなんて、とても贅沢なことでありがたいことだと思っています。

 

 私にとっては、ヒロ(島袋寛子)とのツインボーカル、ひとえちゃん(新垣仁絵)、たかちゃん(上原多香子)がコーラスをしていたのがSPEEDなので、1人でSPEEDの歌は歌えないんですね。

 

 だから、みなさんがお一人で歌われるのは、すごく難しかったと思うんです。それぞれのアーティストのカラーがあるので、どんなふうに歌われてどう表現されているのか、すごく楽しみです。

 

――特にLiSAさんはSPEEDの大ファンだと公言しています。感慨深いものがありますか?

 

 25年という、ときの流れを感じます。でも25年経って、SPEEDの楽曲の持つパワーを次の世代にも受け継いで伝えていただけることは、とても嬉しいと思っています。

 

 改めてSPEEDの曲の歌詞を読み返すと、いつの時代になっても大切なことであったり、普遍的なテーマが多いんですよね。私自身、議員になってから、SPEEDの曲を聞いて元気をもらったりしているので、現代に生きる方々にも共感していただける内容なのかなと、思ったりします。

 

 当時は歌詞が大人っぽかったので、歌詞の内容をどう表現したらいいのか、わからなかったんですね。ヒロと漫画を読んだりドラマを見たりしながら、歌い方を研究しました(笑)。

 

――11月12日には、島袋寛子さん、プロデューサーの伊秩弘将さんの3人の鼎談をYouTubeに配信されます。お会いするのは久しぶり?

 

 プライベートでは3人で食事したりしていたのですが、コロナ禍になってからはまったく会っていないので、3年ぶりぐらいだと思います。公の場で集まるのは何年ぶりか、わからないぐらい久しぶりです。伊秩さんには、“4人の子供” たちの面倒をよく見ていただいたなと、感謝の気持ちでいっぱいですね。

 

 伊秩さんだからこそ、SPEEDのスタイルが作られて、一緒に駆け抜けられたのだと思っています。当時は忙しすぎて聞けなかったので、曲の背景や私たちをどんなふうに見ていたのかなどもお聞きしてみたいですね。

 

――11月10日に著書『動かなきゃ、何も始まらない』が発売されます。本の中にも書かれていますが、島袋さんとの最初の出会いが衝撃だったとか?

 

 そうなんです。ヒロとは私が小学校2年生で沖縄アクターズスクールに通い始めたときに出会いました。ヒロは歌もダンスも上手で、すでにジュニアクラス在籍のなかでもトップクラス。年齢は下ですが先輩で、私はヒロに追いつきたいと思って、一生懸命頑張りました。

 

 年に4回ある発表会で、同じチームになったときには、やっとヒロに追いついたと、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

 

 ところが、そのときにヒロに言われた言葉があまりに衝撃的で、今でも忘れられないんですよ(笑)。

 

「エリちゃん、ダンス一回間違えたらビンタね」

 

 そう言われまして、そのときは「なんて生意気な子なんだろう!」と、空いた口が塞がりませんでした(笑)。私はヒロの怖さに怯えながら、必死に練習をして発表会に臨みました。

 

 今回、本を出すにあたって、ヒロにこのことを書いてもいいかと聞いてみたんです。ヒロは「そうだっけ?」と、覚えてないようでした(笑)。

 

 当時、私とヒロの不仲説がたびたび週刊誌などに書かれたりしたのですが、本当にヒロとはそんなことはなく、ずっと仲よしでした。

 

 ただ、同じ部屋でしたし、疲れて帰ってくるので早くお風呂に入って寝たいんですよね。そんなとき、お風呂の順番をめぐって、よくケンカはしましたけど(笑)。

 

 私にとって、ヒロを超えるパートナーはこれからも現れないと思いますし、もちろんSPEEDのメンバーは家族や姉妹というカテゴリーを超えて、名称がつかない存在。離れていてもつながっているし、きっと来世でも一緒に歌っていると思います。

 

――そんなSPEEDとしての活動が今に生きていることは?

 

 まわりの方が大人の方ばかりで、いろいろとアドバイスをいただいて活動していたので、年齢は12〜13歳ですが、精神年齢は30代だったような気がします(笑)。

 

 そんななか、いろいろな壁があって、その都度、4人で話し合いながら乗り越えてきました。さまざまなことに対して、精神的にも体力的にもSPEEDの活動が生きているのかと思います。

 

 政治家となった今、改めて思うことは、SPEEDがあるからこそ、いろいろな場所でお会いする方たちに喜んでいただけるのだと思うんです。

 

 SPEED世代の方は、子育て世代の方が多いです。そんな方々に政治に興味を持っていただけるきっかけになれば嬉しいですし、意見交換ができたりするのも、とてもありがたいことだと思っています。SPEEDのすべてが、今の私にいろいろな縁をつないでくれていると思っています。

 

( SmartFLASH )

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