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ピース又吉、ハライチ岩井のエッセイに太鼓判「エッセイをお笑い十種競技に!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.11 11:00 最終更新日:2021.11.11 11:00
11月10日、エッセイ『どうやら僕の日常はまちがっている』の記念トークイベントに、著者のハライチ岩井勇気とピース又吉直樹が出席した。
本書は、岩井の2冊目となるエッセイ集。エッセイの他にも、自身初の書き下ろし小説が収録されている。
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これまで岩井は、ライトノベル以外の活字をほとんど読まずに生きてきたという。活字に慣れていないせいか、岩井は「集中力がもたなそうだなって、書いてて思います。確認作業がしんどいんですよね。文字酔いするんですよ。ネタを書くときも、頭で考えているときがいちばん楽しい。それを文字に起こすとき、ちょっとストレスがある」と執筆の苦労を明かす。
小説家として活躍する又吉の代表作『劇場』を読んだ感想は、「登場人物がけっこう又吉さん」だったという。
「あんな変なやつとして俺を見てたんや!」と又吉からツッコまれたると、岩井は「全然(変なやつとして)見てますけど! なんか意地悪っていうか、傲慢だなぁって思いながら見てたんで。小説書くときも、結局、自分にないものは登場人物にできないのかもしれませんね」と笑う。
「俺、傲慢やと思われてたんや(笑)」とがっかりな様子を見せた 又吉だが、岩井に対して「(エッセイは)お笑い十種競技にあってもいいくらいじゃない? 僕らはエッセイが十種競技に含まれてない世界に生まれたから。もし含まれてたら、『芸人がエッセイ書くの普通なんや』って想像できるんだけどな」とユニークな持論を語っていた。
お笑い芸人にも「文才」が求められる時代になったのかもしれない。
( SmartFLASH )