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『ボキャ天』にも出演したジャニカ・サウスウィック「『基礎英語』で親父ギャグが役にたった」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.11.13 06:00FLASH編集部

『ボキャ天』にも出演したジャニカ・サウスウィック「『基礎英語』で親父ギャグが役にたった」

1998年当時の写真。都内の自宅の2階で英会話教室を開いていた

 

 11月にスタートしたNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』はラジオ英語講座と歩んだ3世代の女性達の物語だ。

 

 長年にわたり、多くの日本人が学んできた英会話番組。なかでも忘れられないMCたちに貴重秘話を聞いた!

 

『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)に出演したスティーブ&ジャニカをご記憶だろうか? 1998年1月に番組に初登場し、同年春には解散したこの男女の米国人コンビは、NHKの英語番組で長きにわたり講師を務めた。

 

 

「爆笑問題やネプチューンといった、笑いの天才たちと共演でき、すごく日本語の勉強になりました」

 

 そう振り返るのはジャニカ・サウスウィック。米ユタ州出身のジャニカは、幼いころに両親が離婚し、母に育てられたが、不動産業に従事する父が日本に住んでおり、ときおり訪れていた。

 

「日本の中学校に通った時期もありましたが、クラスメイトたちが『納豆や寿司は食べた?』と英語で聞いてくるので、少しうんざりしちゃった(笑)。私はいろいろ話したいのに日本語ができず、葛藤がありました。そこで、いったん米国の大学に入り、19歳で上智大学に留学しました」

 

 モデルや英会話講師のアルバイトに勤しんでいた1999年、『基礎英語』に出演しないかと声がかかった。以後、延べ10年以上、同番組に携わった。

 

「子供向け番組は、楽しませつつ学ばせなければなりませんし、ボディランゲージにも気を配りました。その意味でも、『ボキャ天』に出演した経験は役立ちました。ただでさえ人を笑わせるのは難しいのに、母国語以外で挑戦したんですもの。当時仕込んだ親父ギャグやことわざを、今も思い出します」

 

 元相方のスティーブ・ソレイシィは、今もNHKに出演しているが、ジャニカは今年日本を離れ、米コロラド州に移住した。だが、パンデミックが収まれば、再び日米を行き来する日々がやって来るだろう。

 

取材/文・鈴木隆祐

 

( 週刊FLASH 2021年11月23日号 )

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