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リサ・ステッグマイヤー、25年前『特ホウ王国』での「Anything OK!」文法ミスを正さなかったワケ

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.11.14 06:00FLASH編集部

リサ・ステッグマイヤー、25年前『特ホウ王国』での「Anything OK!」文法ミスを正さなかったワケ

『いいとも!』にも出演したリサ・ステッグマイヤー (c)Isle management

 

 11月にスタートしたNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』はラジオ英語講座と歩んだ3世代の女性達の物語だ。

 

 長年にわたり、多くの日本人が学んできた英会話番組。なかでも忘れられないMCたちに貴重秘話を聞いた!

 

 英会話番組でよく見かけたリサ・ステッグマイヤーは、生活も大きく変わったという。

 

 

「2003年に米国人の夫と結婚して以降、仕事の関係でおもに海外で生活をしてきました。子供たちは学校ではおもに英語を使うので、家ではなるべく日本語を使うようにしています。最近は『ママのその漢字の書き順、間違っているよ!』と言われることが多々あります(笑)」

 

 リサは父がドイツ系米国人で、母が日本人のハーフ。1984年まで米国で育ち、13歳で来日した。

 

 1995年に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出演し、タモリらに英語クイズを出題し、人気を博した。そんなリサも1991年に『英語会話1』、1994〜1995年、『基礎英語1』に出演していたのだ。

 

「当時はまだ学生で、アルバイトみたいな感覚でした。とても楽しく、収録もあっという間でした。心がけていたことは、きれいにはっきりと発音をすること。休み時間に出てくるお弁当がとても美味しかった思い出があります」

 

 一方、1995年から1997年には笑福亭鶴瓶とともに『投稿!特ホウ王国』(日本テレビ系)のMCに。投稿を募集する際の「Anything OK!(なんでもOK)」というセリフが印象的だった。

 

「文法的には “anything is ok” が正しい、と相談しましたが『このほうが日本人には親しみやすい』という敏腕プロデューサーの判断でした。おかげで、多くの方に覚えていただいたキャッチーなフレーズになりました」

 

『基礎英語』出演時から25年超。現在の日本人の英語を取り巻く環境は大きく変わった。

 

「今はインターネット、YouTube、SNSと、英語とふれ合う場がたくさんあります。海外に行ったときに “伝えたいことが伝えられなかった” と損をしたことはありませんか? 文句だって英語で言えたら、気持ちいいと思いませんか?」

 

 朝ドラを機に、英語学習の意欲がカムバック!……すればいいのだが。

 

( 週刊FLASH 2021年11月23日号 )

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