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梅垣義明「芸人じゃなく、僕は役者」…エンタメに必要な「お客さんの力」を信じて

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.11.21 11:00FLASH編集部

梅垣義明「芸人じゃなく、僕は役者」…エンタメに必要な「お客さんの力」を信じて

ワハハ本舗・梅垣義明

 

 ド派手な衣装に身を包み、越路吹雪の『ろくでなし』を歌いながら鼻に詰めた豆を飛ばすのは、ワハハ本舗の歌姫こと梅垣義明。その彼が上京してから40年近く、足繁く訪れているのが「桂花ラーメン」だ。

 

「24、25歳のときに上京して最初にバイトをしたのが、新宿にあった桂花ラーメン。当時は食えないから賄いつきで時間の融通がきくここでバイトしたんですが……賄いがまさかの毎日ラーメンでした。

 

 

 当時は一生分のラーメンを食べたと飽きたんですが、なぜか時間がたつと食べたくなって。この間も地方から帰ってきてすぐに食べに来ましたから。ここのラーメンは、自分の体の一部なのかもしれないです」

 

 俳優に憧れ、京都の大学を中退して上京してきた梅垣。当時は小劇場ブームもあり、多くの劇団が研究生を募集していた。

 

「俳優になりたいという気持ちだけで上京してきたので、お金も情報もなかった。いろんな劇団のオーディションを受けても落とされて、途方に暮れていたとき、雑誌『ぴあ』のはみだし情報に出ていたワハハの記事を読み、オーディションに向かいました。

 

 当時は柴田理恵や久本雅美も有名でなく、知っていたのは『ゲバゲバ90分』の構成作家だった喰始くらい。ワハハとの出合いは偶然でしたね」

 

 このころ、ワハハ本舗はまだ結成1年め。若い劇団員が楽しいことを模索していた劇団だった。

 

「オーディションの会場に入ってすぐにほかの劇団とは違うと感じました。たいていオーディションというのは稽古場に机とイスがあり、幹部の人たちが偉そうに座っているんです。その威圧感たるや……。

 

 でも、うちは稽古場にみんな体操座りをしていて、目線が僕らと同じ。柴田がお茶を入れてくれ、なんかいい人たちだなとぼんやり思ったのを覚えています」

 

■芸人ではなく、あくまでも僕は役者

 

 とはいえ、下ネタや客いじりなどなんでもありの劇団。本気で俳優を目指す人のなかには、躊躇する人も。梅垣もテレビで女装して歌う姿を見た親に「何をしに東京に行ったんだ、と言われた」と笑う。

 

「もちろん女装をするために東京に来たわけではない。役者になりたかったんですから」

 

 そんな青年・梅垣を変えたのは主宰の喰始氏だった。

 

「それぞれが自分の興味のあるものに邁進し、それを持ち寄って集まったらよりおもしろくなるという “一人一店舗” 的な考えに劇団がなっていったんですよ。

 

 芝居が好きだった柴田は、佐藤(正宏)とともに芝居をやったり、久本は音楽が好きだからバンドをやったり……。みんないろんなことをやり始めて。

 

 じゃあ、僕は……となったとき、何もなかった。そんなときに喰始に『オマエ、歌があるじゃん』と言われ、美輪明宏さんが大好きだった僕は、女装してシャンソンを歌うことにしたんです」

 

 とはいえ普通に歌うのではなく、豆を飛ばしながらという笑いの部分は忘れない。

 

「最初は真面目にシャンソンを歌っていたんです。でも誰も聴いてくれない。そこで何かネタをしながら歌おうとなり、鼻にタバコを入れて口から煙を出しながら『煙が目にしみる』を歌ったんです。もう今じゃできないネタですがウケましたね。あのときのことは今でも覚えています。映像で見たら笑いが起きた瞬間、ニヤッと笑っていましたから」

 

 芸達者ぶりを見て梅垣を芸人と思う人も多いが「僕は芸とは思ってません」と断言する。

 

「どちらかというと、鼻から豆を飛ばしながらシャンソンを歌う女装家というキャラクターを演じている役者だと思っています。それは柴田も久本も同じじゃないかな。テレビに出てタレントをしていますが、根底はみんな役者です」

 

 その言葉どおり、しだいに刑事ドラマなどにも呼ばれるようになっていった。

 

「役者としてドラマや映画に呼ばれるのはやっぱり楽しい。そして、それをみんなが観ておもしろかったと言ってくれるのが何よりも嬉しくて。

 

 僕がラーメン屋でバイトしていたのもそうですが、サービス業が好きなんですよ。直接『ありがとう』と感謝される職業ですから。じつは昔、老舗デパートの外商やホテルマンになりたかった。そのころから誰かの喜ぶ顔を見たいという気持ちは変わらないです」

(週刊FLASH 2021年11月30日・12月7日号)

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