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『ひとつ屋根の下』小梅役・大路恵美が明かす当時の秘話「財布をなくした私に酒井法子さんが『3万円』を!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.04 06:00 最終更新日:2021.12.04 06:00
「『月9に私が?』って、ただただ驚いたのを覚えています」
『ひとつ屋根の下』で柏木家の次女、小梅を演じたのが大路恵美(46)だ。物語の後半、小梅が暴漢に襲われる事件をきっかけに、家族は団結を取り戻す。難しい役でもあった。
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「当時、私は小梅と同じ17歳。台本を読んで先を知っているのに、それを知らないように演じるのには、すごく苦労しました。撮影が終わってからも、しばらくは気持ちが重かったですね」
柏木一家は、それぞれが絶妙な年齢差ということもあり、本当のきょうだいのように仲がよかったという。とくに、いまも「お姉ちゃん」と呼ぶ酒井法子とは、女性2人ということで意気投合した。
「私がお財布をなくしてしまったことがあって。お姉ちゃんが心配して、交通費を貸そうとしてくれたんですが『小梅、大丈夫? 3万円あれば足りる?』って。高校生なので2、3000円もあれば十分なんですけど『さすが芸能人!』と思ってしまいました(笑)。お洋服をくださったり、一緒にご飯を食べに行ったり。お姉ちゃんには、本当にかわいがってもらいました」
いまも「小梅ちゃん」と呼ばれることがあるほど、彼女にとっては「ハマり役」だった。
「現場のいい空気感が画面から伝わったからこそ、いまもそう呼んでいただけるんだと思います。自分にとって、大本になっている作品。感謝しかありません」
おおじめぐみ
1975年9月27日生まれ 兵庫県出身 1990年に芸能界デビュー。1991年にはビクター・甲子園ポスターキャンペーンのモデルに起用され、注目を集めた。映画『ひめゆりの塔』(1995年)、NHK連続テレビ小説『あぐり』(1997年)などに出演
ヘアメイク・佐藤敦俊(atelier haruka CREATION)