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青木さやか、肺がん発覚当時を振り返る「非日常の世界に入る感じ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.09 18:25 最終更新日:2021.12.09 18:26
12月9日、「アストラゼネカ肺がん啓発イベント」が都内でおこなわれ、青木さやからが出席した。
2017年に肺腺(はいせん)がん手術を受けた青木は、同啓発イベントの新CMに出演している。青木は、がんが発覚した当時を次のように振り返る。
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「肺腺がんは、初期の段階で見つかりました。初期ですし、命を脅かすものではないと言っていただいても、病気だったり手術だったりの “重さ” を感じました。
自分の人生で初めて起こることで、非日常の世界に入るような感じで、仕事はどうなるだろう、お金はどうなるだろうと、いろいろ不安だったことを覚えています」
舞台やバラエティなど、多方面で活躍する青木だが、肺がんから復帰後の初仕事はプロレスシーンの収録だった。青木は、かつて乳がんから復帰した北斗晶からアドバイスをもらったという。
「病院で台本を見て、大丈夫かな? と思いました。そんなに激しく戦うシーンはなかったんですが、やっぱり患部に負担をかけないように、どう動いたらいいかを先輩(北斗晶)に教えていただきました。北斗さん自身もがんの経験があるので、多くは話さなくても寄り添ってもらえる。すごく励ましてもらえました」
青木は、自身の体験をふまえて「がんになって、病気に対する正しい知識がまったくないんだ、ということを初めて知りました」と語る。
続けて「一口にがんと言っても、できた場所とか状態によってまったく異なるものだと思うんです。専門家の方に寄り添ってもらいながら過ごしていくうちに元気になりました」と振り返った。
また、青木は「私自身まだ子供が小さくて、できれば生きたい、と。本当に初期に見つかってよかったです。自分のためじゃなくて、家族のために定期的に検診を受ける。受けてよかったと思いますし、これからも受けたいと思います」と定期検診の重要性を訴えていた。
かつての芸風と同様、強い気持ちで病に立ち向かった青木だった。
( SmartFLASH )