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田原総一朗 『朝生』で “居眠り疑惑” に憤慨「それ、ガセだよ!」16畳1DKで「毎日7時間睡眠」87歳の独身生活

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.12.10 06:00FLASH編集部

田原総一朗 『朝生』で “居眠り疑惑” に憤慨「それ、ガセだよ!」16畳1DKで「毎日7時間睡眠」87歳の独身生活

「朝食は目玉焼きにトースト。30年間変わらない。亡くなった妻にも作ってやってたよ。昼と夜は外食」

 

 月末の金曜日の深夜から徹夜で、各界の論客たちと討論する生放送番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)。放送開始以来34年、司会としてゲストに鋭い質問をぶつけてきたのがジャーナリスト・田原総一朗(87)だ。

 

 来年4月には米寿を迎えるが、いまも仕事のペースは衰え知らず。テレビやラジオ出演に加え、雑誌の連載、単行本の企画を数多く抱える。

 

 

 そのエネルギーはどこから湧いてくるのか。湾岸エリアを見下ろすタワーマンションの一室を訪ねると、約16畳1LDKの空間に新聞、雑誌、本、資料が乱雑に積み上げられていた。ここがリビング兼仕事場だ。2004年に妻・節子さんをうしなって以来、“おひとりさま” 生活を送っている。

 

「たいした健康法はありません。あえて言えば、ストレスを溜めないことかな」

 

 食事もこだわらない。朝食は自ら作る。トーストと目玉焼きにレタスと季節の果物を添え、紅茶をすする。メニューは、30年来変わらない。

 

「昼はうどん。夜はご飯と味噌汁に焼き魚や煮魚。お酒は一切飲まない。ずっとこんな感じだけど飽きないんだね。僕は食べたいものはほとんどないんだ。好きなのはあんパンくらい。食べたくないものは、体にいいと言われても食べない。かえってストレスになるからね」

 

 心がけているのは十分な睡眠と軽い運動だ。

 

「夜は1時に寝て、朝は8時に起きる。7時間は睡眠を取るようにしている。毎朝30分ほど散歩するのが運動だね。『一日4000歩』が目標です」

 

 ストレスを溜めないためには何が必要なのか。

 

「好きなことしかしないに尽きるね。僕はジャーナリストという天職に就く幸運に恵まれた。悩むこともない。ときには迷ったり考え込むこともあるけど、夜になったら悩んでも仕方ないと寝てしまう。だから失敗しても引きずらない。

 

 だいたい悩んでいる暇なんかないよ。僕は戦争を知っている最後の世代。それを語り継ぐ使命がある。そして言論の自由、これは絶対に守らなくちゃいけない。あと、毎日いろんな人に会って話を聞いている。いまも現役でいられるのは好奇心があるから」

 

 もともとは病弱だったという田原。大学時代、十二指腸潰瘍を患い、その後も三度、十二指腸潰瘍に罹った。

 

「人生50年、せいぜい還暦まで生きられればと思っていた。実際還暦のころ、胃腸の不調でがんを疑ったこともある。病院で診てもらったら自律神経失調症だった。つまりストレス。それ以来、ストレスを溜めないように気をつけるようになったんだ」

 

 ところで、『朝生』の放送中に田原が居眠りしているという “疑惑” が報じられた。しかし本人は真っ向から否定。

 

「それ、ガセネタだよ。僕はものを考えるときに目をつぶる癖がある。放送中ではそれが『寝ている』ように見えたかもしれない。『朝生』にはまったくタブーがない。自民党から共産党まで、右から左まで出てきて、自由になんでも言える番組なんてほかにないよ。理想の死に場所も『朝生』だね。生放送で『田原が静かだな』と思ったら死んでいた、というのがいい」

 

 コロナ禍こそ困難を楽しみたいという田原。“最期の日” はまだ先だ。

 

( 週刊FLASH 2021年12月21日号 )

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