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M-1ファイナリスト「真空ジェシカ」アンタッチャブル以来の “人力舎王者” で念願の主人公になれるか

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.10 16:35 最終更新日:2021.12.10 16:35

M-1ファイナリスト「真空ジェシカ」アンタッチャブル以来の “人力舎王者” で念願の主人公になれるか

真空ジェシカ(左からガク、川北茂澄)/(c)M-1グランプリ事務局

 

 初代王者・中川家から始まり、アンタッチャブル、サンドウィッチマンなど数多くの人気芸人を世に出してきた、漫才日本一を決める「M-1グランプリ」。昨年はマヂカルラブリーが、激しい動きと、自ら「リモート漫才」(村上)と称したほど距離をとったままの異色漫才で優勝。「これは漫才か? 漫才じゃないか?」論争を巻き起こし、年が明けてもしばらくその余韻は続いた。

 

 

 SmartFLASHでは、今年もM-1グランプリ2021決勝に駒を進めたファイナリスト9組を直撃。12月19日(日)の決勝までの毎日、1組ずつ紹介していく。

 

 1組目は初の決勝進出となる「真空ジェシカ」。伝統的に「コントの人力舎」と言われるほど、コントに定評のある芸人が多いプロダクション人力舎に所属しながら、漫才を主軸に磨きをかけてきたコンビだ。同事務所では実に2004年王者のアンタッチャブル以来の決勝進出。7回目のM-1挑戦にして、準々決勝を突破したのも自身初。その勢いで初のファイナリストの座をつかみ取った。

 

――決勝進出おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください。

 

ガク 本当に嬉しいっす! 人力舎のみんなが喜んでくれていたらいいなと思います。

 

川北 これでバイトをやめられると思うと嬉しいですね。今は(同じく初の決勝進出を果たした)モグライダーのともしげさんと同じ草むしりのバイトをしているんですが、一緒にファイナリストになれたので、2人で気持ちよくバイトをやめられるんじゃないかなと。

 

――準決勝までを振り返っていかがでしたか。

 

ガク 3回戦で2人ともネタを飛ばしてしまって、気持ち的に「もうダメだ。今年のM-1終わった」と思っていたんですが、なんとか通過できて。そこで一気に緊張感がなくなったので、準決勝は余裕を持ってリラックスして臨めました。

 

川北 確かに、準決勝はすごく余裕がありましたね。とにかく初の準決勝だったので、それだけで嬉しくて。会場入りするときも、負けるとしたら気持ちの部分だと。それだけ考えていたので緊張しなかったです。

 

――お約束の質問ですが、優勝賞金1000万円の使い道は考えていますか?

 

川北 1000万円の札束の枚数を何回も何回も数えようと思います。1000枚あったとしても、2人で分けたときに501枚と499枚の可能性もあるので……しっかり数えます。

 

ガク 1000枚の1万円札を1枚ずつ並べて “6000円” という文字を作りたいです。僕にとって安心する金額が6000円。(1000万円は)金額が大きすぎるので、まずは安心したいと思います。

 

――「ファイナリストの中で自分たちが一番○○だ!」と言えるものは何でしょう?

 

ガク 一番「ネタが終わった後の時間が心配だ!」です。

 

川北 僕は「ネタが終わった後の時間が一番自信ある!」ですね。

 

ガク 相方が自信を持っていることが、僕はすごく不安なんですよ。(決勝進出者発表)会見では、相方が小道具に頼ってスベっていたので。そういう小道具を用意して決勝に臨むなんてことは、やめてほしいと思ってます。

 

川北 小道具を用意しておくのは、もっと笑ってもらおうという誠意だよ。

 

ガク 誠意じゃないだろ、漫才師として決勝に出るんだから。しゃべりで笑いを取ってほしいところです。

 

川北 だから僕は「一番 “誠意” がある」ですね。

 

ガク 僕は「一番 “不安” がある」です。

 

――ほかのファイナリストで意識しているコンビはいますか?

 

ガク 同期でずっと一緒のライブに出演してきたオズワルドです。M-1決勝へは先に行っていて(※オズワルドは今年3年連続決勝進出)、ようやく同じM-1決勝の舞台まで追いつけたので、一緒の舞台で戦って勝ちたいと思います。賞レースで戦うのも初めてなので、負けられないなという気持ちです。

 

川北 僕もオズワルドです。ラジオ番組「マイナビ Laughter Night」で2019年の年間チャンピオンになって、レギュラー番組をやらせていただいたのですが、翌年チャンピオンになったオズワルドに乗っ取られてしまって……。特にオズワルド伊藤には根深い因縁があるんです。

 

ガク その因縁のことを僕はよく知らないんですが、あるそうです。

 

川北 この決勝の舞台で因縁に決着をつけたいですね。

 

――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威だと感じるコンビは?

 

ガク ハライチさんです。テレビでよく観ている芸人さんが “芸能人” すぎて、光り輝いているように感じたんですよね。今回の決勝のメンバーにはそういうコンビがいないので、テレビで有名なオーラのあるコンビには来てほしくないです。すごく怖いです。

 

川北 僕は……誰も怖くないっすね。敗者復活といっても、僕らに一回負けた連中なんでね。

 

――今年1年をまとめて “4文字” で表すと、どんな言葉になりますか?

 

川北 「前言撤回」ですね。僕たち、今年は絶対に決勝に行かないって周囲に話していたんです。昨年、M-1の予選で「面白いじゃん」という声をたくさんいただいたんですが、そういった評価を受けたコンビは翌年決勝に行けず、2年後くらいに決勝に行くというジンクスがあると聞いたので。でも、今年決勝に行けたので、“痛快な前言撤回” になりました。実は撤回したかったので、今すごく気持ちがいいです!

 

ガク 「主人公感」。M-1で勝つためには “主人公感” が必要だとかねがね思っていたんです。昨年(優勝)のマヂカルラブリーさんは、一回(2017年)は決勝の舞台で怒られて、そこから戻ってきて優勝するという主人公感のあるストーリーで優勝されましたし。僕たちは今年 “主人公感” をテーマにしたライブをおこなったり、ずっと主人公を意識してやってきたんです。今年のM-1は3回戦で一度絶望を味わって、そこから這い上がって決勝まで来れたので、このまま主人公のように最後まで行きたいと思います。

 

――最後に、決勝へ向けた意気込みを一言で!

 

川北 (どや顔で)まーちゃんごめんね。まーごめです。
(※まーごめ=大鶴義丹に顔が似ていることから芸名をつけた若手コンビ、ママタルト・大鶴肥満の持ちギャグ)

 

ガク 絶対に優勝して、人力舎にひとつでも縁起のいいニュースを持って帰りたいと思います!

 

※「M-1グランプリ2021」は今年も今田耕司・上戸彩を司会に、12月19日(日)18:34からABCテレビ・テレビ朝日系で生放送

 

構成&文/松田優子

 

( SmartFLASH )

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