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30歳になった北乃きい「13歳のとき、『今日から北乃きいだから』と言われ…」芸能生活を振り返る

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.12.10 20:00FLASH編集部

30歳になった北乃きい「13歳のとき、『今日から北乃きいだから』と言われ…」芸能生活を振り返る

 

「とにかく男の子みたいな子供でしたね。極真空手をやっていた父親の影響もあり、3歳のころから『男の子に生まれ変わってムエタイのチャンピオンになりたい』とか言っちゃうような子でした」

 

 今年で30歳を迎えた北乃きい。どんな幼少期を過ごし、10代、20代を駆け抜けてきたのだろうか。

 

 

「6年間バレエを習っていたので、発表会などで人前に出るのは好きでした。でも、いつもわんぱくで外で遊んで日焼けしていたから、自分がモデルやグラビアのお仕事をやるなんて想像はできませんでした」

 

 13歳から芸能活動を開始した北乃。デビュー前にはこんな話も……。

 

「あるオーディションに行ったら、自分の名前を言っても会場に入れなかったんです。マネージャーさんがあとから来て『今日から北乃きいだから』と言われたんです(笑)。13歳のその日から、私は北乃きいになったんですよ」

 

 ティーン誌「Hana*chu→」のモデルを務め、さらに当時、史上最年少の14歳で「ミスマガジン」グランプリに選出。『ミスマガジン』のオーディション前は、自分で水着を買ったこともなかったんです。仕事のために慌てて買いに行ったのを覚えています。

 

 水着の仕事は20歳ぐらいまでやらせていただきましたが、とても楽しかったです。肌を露出するのが好きというわけではなく、グラビア撮影の、自分の存在だけにフォーカスされる部分が好きなんです。ティーン誌のモデルとしての撮影は、あくまでも服をよく見せるための撮影ですが、グラビアは自分自身を見せる。それが楽しかった。

 

 早朝から始まり日没まで頑張って撮影するという現場も好きでした。終わった後、スタッフさんと一緒にご飯を食べに行ったりして、より深いお話ができるのも嬉しかった」

 

 グラビアには「ファンを知る喜びもあった」と言う。

 

「電車に乗って学校に行くときに、目の前で自分が表紙になった雑誌を読んでいる人がいるのが、本当に嬉しかったですね。家族や業界の方以外で、自分の出演したドラマや映画を観てくれた人を直接見る機会ってあまりないじゃないですか。グラビア撮影では、それを実感できるのがよかったですね」

 

きたのきい
30歳 1991年3月15日生まれ 神奈川県出身 2005年、「ミスマガジン」グランプリ受賞。2007年ドラマ『ライフ』、映画『幸福な食卓』で主演。2010年、『サクラサク』でアーティストデビュー。現在、ドラマ『剣樹抄~光圀公と俺~』(NHK BSプレミアム)に出演中。舞台『マーダーミステリーシアター 裏切りの晩餐』が12月16日(木)19時から生配信。そのほか最新情報は、公式Instagram(@kie.kitano.official)にて

 

写真・Takeo Dec.
スタイリスト・櫻井まさえ
ヘアメイク・面下伸一

 

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( 週刊FLASH 2021年12月21日号 )

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