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フジ『バイキング』終了に現場スタッフは大喜び「次はTBS『ラヴィット』風のバラエティを」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.12.16 16:00FLASH編集部

フジ『バイキング』終了に現場スタッフは大喜び「次はTBS『ラヴィット』風のバラエティを」

 

 12月13日、俳優の坂上忍(54)が総合MCを務める昼の情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)を2022年3月に終了すると発表した。

 

 坂上は「2年ほど前から、どこかで区切りをつけなくてはと思い始めた。動物保護は片手間ではできない。このタイミングが番組を卒業する区切りとしては、ベストなのではないかとお願いした」と、自ら降板を申し出たことを明かした。

 

 

 この発表に歓喜しているのが、同番組のスタッフだ。

 

「12日、スタッフを集めた場で上層部から説明がありました。『番組は3月いっぱいで終わります。坂上さんから、僕だけ卒業させていただいて、番組は存続してほしいという要望もありましたが、会社と協議を重ねて番組を終了することになりました』ということです。みんなこの発表を聞いたとき、神妙な顔をしていましたが、内心喜んでいるスタッフは多いんですよ(笑)」(番組スタッフ・以下同)

 

 その原因は、坂上の細かさとパワハラ体質だ。

 

「坂上さんが台本通りに進行してくれることはありませんし、当日の放送前、放送後はバタバタなんです。その日に扱うニュースは坂上さん自身が選んでいるのですが、ニュースのための資料をお渡しするのが遅いと、『早くしてよ!』『まだなの?』ときつい口調で責められます。本番直前に内容を変更することも多く、とにかくハードな現場でした」

 

 さらに、ほか出演者からの“苦情処理”もスタッフの仕事だったという。

 

「『打ち合わせ通りいかないと困りますよ。資料もそれのために用意してあるのに・・・』と、苦情を言ってくるゲストが何人かいて、そういう方々に謝ったり宥めたりするのも大変で。もちろん、坂上さんが縦横無尽に話題を変え、ゲストに唐突な“フリ”をするのが『バイキングMORE』の魅力ではありましたけどね。それだけ、スタッフは苦しい思いをしているということです」

 

 だが今回の番組終了は、一部週刊誌が報じたような“打ち切り”ではないという。

 

「フジテレビは、坂上さんには恩義がありますから。長寿で人気もあった『笑っていいとも!』の後継番組ということで、MCに手を挙げてくれる人がなかなかいなかったんです。なので、当初の『バイキング』は全曜日でMCを交代していました。『いいとも』よりも人気が出る可能性は限りなく少なかったし、批判を受けるのはわかりきっていましたから。そこで、手を挙げてくれた坂上さんには、フジテレビは頭が上がりません」

 

 気になる後継番組は、バラエティー路線に舵を切る予定だという。

 

「『ラヴィット!』(TBS系)ふうのバラエティー寄りの情報番組にするのではないかという話が出ています。『バイキングMORE』の魅力は、ネットニュースになりやすい過激な議論。注目は集まりますが、そのぶん放送後の苦情対応なども大変でした。今よりは負担は減るんじゃないかと期待しているのですが・・・」

 

 いずれにせよ、後継番組のMCに大きな期待がかかるのは間違いない。

 

( SmartFLASH )

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