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井上公造が全番組降板発表…SNS時代の「芸能リポーター業」の難しさが浮き彫りに
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.17 20:15 最終更新日:2021.12.17 20:18
「どのツラ下げて言うんだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ホントに芸能界が盛り上がらないと我々なんて成立しない仕事なんですよ」
芸能リポーターの井上公造氏(64)が、12月16日に自身のYouTubeチャンネルを更新。
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2022年3月いっぱいで、東京・大阪・名古屋・福岡の全レギュラー番組を降板することを明らかにした。動画内では、芸能リポーターという仕事について冒頭のように語った。
同動画は、井上氏への会見という形で進行。降板の理由、その後の展望などが明かされた。27年間にわたって東京と大阪を往復する生活を送ってきて、「体を休めたい」というのがいちばんの理由だと語る。本番中に倒れ、病院に運ばれたこともあったという。
レギュラー番組卒業後は、「残りの人生でやりたいことにチャレンジしたい」とも明かした。これまで築いてきた人間関係を生かした、リポーター以外の仕事へ興味があるという。芸能リポーター業の引退については否定した。
動画中盤では、芸能リポーターのあり方の「変化」について語った井上氏。昭和の “スクープ合戦” 下では「芸能人の方に迷惑をかけたこともあった」としたうえで、「取材する側、される側、(報道を)見る側」に大きな変化が起きていると述べる。
「芸能界自体が、元気がない。仕方がないんでしょうけど、それぞれ個人主義になって、国民的スターがなかなか生まれない時代になってきている」
井上氏はそう語ったが、芸能リポーターの「あり方」について、ネット上ではさまざまな意見が寄せられた。
《今は芸能人自らSNSやYoutubeを通じて情報発信でき、こうしたニューメディアを通じて一般人が芸能人と接触するハードルも格段に下がったから、お節介な情報屋さんは不要になった》
《リポーターが番組で語る情報よりも、ネットのほうが早く感じてしまうからね》
《淘汰されていく仕事なのかも、と思ういっぽうで、やっぱりみんな芸能スキャンダルには興味があるから、気にはなっちゃうけどね》
動画内で井上氏は後輩リポーターたちに「新しいスタイルを確立してほしい」と期待の声を寄せた。井上氏は、芸能リポーターの将来像をどう描いているのだろうか。
( SmartFLASH )