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テリー伊藤が語った「爆笑問題が大御所にならない理由」エンタメ・アイドル 2017.02.26

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 人気長寿番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)をはじめ、数多くのテレビ番組で爆笑問題と共演してきたテリー伊藤さん(67)に「爆笑問題の問題点」について秘話を聞いた。

 爆笑問題の強みは、保身なんか一切考えていないところだよね。自分たちが面白いと思うことをしゃべるとき、自己規制をしてない。言いたいことを言って嫌われたり疎まれたりすることを少しも恐れていないし、極端に言えば、「これを言ったら干されてしまう」と思うようなことでもしゃべっちゃう。

 

 ハマれば「爆笑問題にしか言えない最強のお笑い」にもなるし、一歩間違えれば、本当に番組が一本なくなりかねない。ずっとこんなスリリングなお笑いを続けているんだからすごいよね。

 

 なぜ爆笑問題のお笑いが、こんなに長い間、ウケているかといえば、ぜんぶ本音だからだと思う。べつに「毒を吐いてやろう」とか「過激なことを言ってやろう」としているわけじゃないんだよね。

 

 彼らの笑いは、大人の事情とか建前とか配慮とか、お笑いにいちばん不要な要素を取っ払って、みんなが言わないことだろうがタブーだろうがズバリ本音でしゃべる。
 しかも、それが圧倒的に面白い。彼らのハチャメチャが許される理由というのもそこにあると思います。

 

 どうして彼らがそういうスタンスを取れるのかといえば、やっぱり一度、テレビに出してもらえない時期があったからだと思う。その間、小さな小屋でライブをやりながら、目の前の客を笑わせることが2人を鍛え直してくれる貴重な時間になった。

 

 テレビの笑いは作り手側の論理が働いていて、芸人もそこに自分を合わせていくことで成立しているけれど、ライブは自己責任と剝き出しの実力で笑いを生んでいくしかない。リング上のボクサーと同じで、裸で自分の腕ひとつで真剣勝負を続けたことが爆笑問題を強くたくましく面白くしてくれた。

 

 彼らが、いまでもライブのステージに立ち続けているのは、そこが自分たちの主戦場だと思っているからでしょ。「爆笑問題が帰る場所はここだ。テレビの仕事なんかなくなったって、俺たちにはここがある」という思いが、彼らを怖いものなしのお笑い芸人にしてるんだと思います。

 

 爆笑問題の人気がこんなに長続きしているのは、新旧のお笑いの両方をよくわかっているからじゃないかな。立川談志さんやビートたけしさんたち巨匠とお互いに認め合ってきた。一方で、新しく出てきたメイプル超合金なんかとも波長がぴったりだし、若手に激しく突っ込まれて情けなさそうに笑っているときの太田さんって、本当はすごく嬉しいんだよね。

 

 テレビが大好きだから、テレビにいろんな老若男女の面白い人たちが出てきて一緒にやれることが、心から楽しいんだろうね。

 

 だから爆笑問題は、あえて大御所になろうとしない。そこがお笑いタレントとしてカッコいいんだよね。いつまでもテレビと笑いが大好きな少年。たけしさんの『オールナイトニッポン』を聴いて深夜、一人でゲラゲラ笑っている少年が翌日、テレビ局に出かけてスタジオ中を笑いに包むみたいな。

 

 いまでも『爆報! THEフライデー』の本番前、毎週、自分たちが前説みたいなことをして、客席に飛び込んでいってお客さんたちを大笑いさせてスタジオを盛り上げてるんだもん。お笑いとライブとテレビが、根っから好きなんだよね。

(週刊FLASH 2017年2月14日号)

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