エンタメ・アイドル
『鎌倉殿の13人』好発進!小栗旬の圧倒的な人望を支える実父の教え「スタッフを大切にせよ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.12 20:11 最終更新日:2022.01.28 14:02
小栗旬が主演を務めるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。1月9日に放送された初回の平均世帯視聴率は17.3%と、同時間帯ではトップの好発進だ。
前作のNHK大河『青天を衝け』初回の20.0%は下回ったが、同時間帯の人気番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の13.6%を大きく引き離した。ツイッターでは、作中のセリフ「首ちょんぱ」など関連ワードがトレンド入りしている。
【関連記事:大河『青天を衝け』草なぎ剛の主演感…SMAPバラエティ班から脱却するまで】
脚本家・三谷幸喜が手掛ける本作は、小栗演じる、鎌倉時代の2代執権となった北条義時が主人公。初代将軍・源頼朝を支えた、13人の家臣団による権力争いが描かれる。源頼朝に大泉洋、北条政子に小池栄子のほか、新垣結衣や菅田将暉などの豪華キャストが脇を固めた。
「“人望の厚さは芸能界随一” ともいわれる小栗さんが座長なだけに、現場の空気もいいようです。昨年12月17日におこなわれたオンライン会見では、大泉さんは小栗さんについて『優しいし、好き勝手に見えて現場を見ている』と話しています。
小栗さんと親交の深い菅田さんからも『周りを巻き込むタイプの人。誰かと誰かの架け橋になることがすごく多いので、人と人をつなぐ義時とも既視感がありますね』とべた褒めされる慕われっぷりでした」(芸能ジャーナリスト)
小栗を中心とする「小栗会」は芸能界の一大勢力だ。芸能人からはもちろん、スタッフからも信頼されており、「また彼と仕事をしたい」という人は後を絶たない。その背景には、舞台監督の父・哲家氏の教えがある。
2018年8月3日放送の『あさイチ』(NHK)で小栗は、幼い頃からたびたび父の仕事場を覗いていたとして、「裏方なのでいつも真っ黒な格好をしているんですが、父がバタバタ動いている姿を見るのは、すごく楽しかった。特別なところに来ている感じがして」と当時を振り返っている。10代後半には、父の仕事を手伝ったこともあった。
続けて、「とにかく父からは『スタッフさんを大切にしなさい』と言われているので、(舞台裏を見たことが)すごく役立っているというか、いいアドバイスをもらったなと思います」と、俳優業にもいい影響が出ていることを明かしていた。
「実際に、大河の現場でも座長みずから盛り上げ役に徹しているようです。コロナ禍のため、本番以外はマスクが必須ですが、そのマスクに小栗は『全部大泉(洋)のせい』『今日はスタッフの〇〇さんの誕生日』など、連日メッセージを書き込んでいるといいます。その日で仕事が終わるスタッフがいる場合は、その人の名前と『お疲れさまでした』とねぎらいの言葉をつづり、現場の団結を深めているんです」(同上)
豪華キャストとスタッフをつなぐ小栗がいれば、大河は今後もますます盛り上がるだろう。
( SmartFLASH )