エンタメ・アイドル
『ゲレンデがとけるほど恋したい』清水美砂 米国生活で気づいた「冬は苦手」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.20 06:00 最終更新日:2022.01.22 06:44
寒い日本の冬が活気に溢れていたのは、雪景色を彩る美女の存在があったからだ。彼女たちが魅せた笑顔、名演技、歌声、熱戦の数々が多くの日本国民を勇気づけたーー。一世を風靡した “ウインター美女” たちが、当時の舞台裏を初告白!
「辛島美登里さんの『真白な…』という透き通った声を聞くと、今でも(仙道)敦子さんのキラキラした瞳を思い出すんですよね」と懐かしそうに話すのは清水美砂だ。
【関連記事:高梨沙羅、夢のなかでもスキージャンプ「飛んだままどこかに行ってしまう」】
出演した1990年放送のドラマ『クリスマス・イヴ』(TBS系)は、最終回の視聴率が20%を超えるヒット作に。辛島美登里が歌う『サイレント・イヴ』も大ヒットした。
「NHKの朝ドラ(1989年放送『青春家族』)でヒロインを演じた後、清純な役からいきなり不倫をする役。私はまだ20歳前で、奥さんのいる方を好きになる気持ちがわからなくて。でも、役者としてはチャレンジになった役でしたね」
その5年後、映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』では初挑戦のスキーに苦労した。
「当時、千葉県にあったスキードームで2週間特訓をしたんです。その後の撮影が、いきなりニュージーランドの雪山にヘリコプターで登ってでした(笑)。先生の言うとおり、板をハの字にしても止まらず、崖から落ちる寸前で助けてもらって。本当に怖かったです」
1998年に在日米軍関係者と結婚。20年近い海外生活でいちばん長く暮らしたのはアメリカのメリーランド州だった。
「すごく寒くて、気温はマイナス16度までいきました。そんな寒い場所に住むのは初めてだったので、家の前の雪を溶かそうとお湯をかけたら、凍ってしまいツルツルに(笑)。その後、塩を撒いたらもっと凍って、誰も通れなくなっちゃいました。冬は苦手です」
今年、拠点を日本に戻した。
「気分一新、頑張ります。英会話の影響で、セリフを言うときにハンドジェスチャーが出ちゃうみたいで……。日本人に戻るところから始めます(笑)」
しみずみさ
1970年9月25日生まれ 東京都出身 1987年、『湘南爆走族』でデビューし、『稲村ジェーン』、ドラマ『ホームワーク』など話題作に続けて出演。『うなぎ』『赤い橋の下のぬるい水』など今村昌平監督との関わりも多い