エンタメ・アイドル
三浦瑠麗さん「日本は目先のバラマキばかり」…今注目するのは “デジタル&グリーン”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.26 06:00 最終更新日:2022.01.28 23:06
三浦瑠麗さん以降増加中なのが、芸能人でもジャーナリストでもない女性解説者たちだ。そんな彼女たちの “本業” と、その素顔に迫る!
国会議事堂に近い事務所で、愛猫ジーナとにこやかに迎え入れてくれた三浦さん。討論番組では歯に衣着せぬ発言で知られるが、総合解説を務める『めざまし8』では、自身の意見は強く出さないことを心がけているという。
【関連記事:宗教学者・島田裕巳が「オンラインサロン」に潜入取材…西野亮廣は「教祖」なのか?】
「視聴者には忙しい主婦層が多いので、専門家が省略しがちな予備知識の解説を大切にしています。ほかの出演者の方とのやり取りでも、質問次第で理解の深まり方が変わると感じます。田崎史郎さんも、本音ベースで官邸の裏話を話してくださることもあります」
国際政治学者らしく、つねに三浦さんの念頭には世界情勢がある。注目のモノは “グリーン”。身近な例として、こまめに手を入れながら長く使っている、北欧家具を挙げた。
「おもに1930~1950年代にデンマークで造られた製品で、週末を過ごす軽井沢の家に置いています。ソファなら、半年に一度くらいオイルを擦り込んで、次第に味が出てくるのを楽しんでいます」
祖母の着物も、茶会で汚した箇所に刺繍を施して使っているという。
長期的な投資を説く三浦さんの発言は、サステナブルな暮らしに裏打ちされていた。
■三浦さんが注目するヒト:ジョー・バイデン
「11月の中間選挙で苦戦は必至です。ただ、米中貿易戦争やアフガン撤退は、就任前からの継続案件。米中の外交改善に期待しています」
■三浦さんが注目するモノ:デジタル&グリーン
「コロナ禍で、世界は成長分野であるデジタルとグリーンへの長期投資に舵を切りました。一方、日本はまだ目先のバラマキばかり。投資インフラの構築が急務です」
■三浦さんが注目するコト:ウクライナ危機
「ロシア軍がウクライナとの国境付近に集結し、緊迫の最中。万が一侵攻が起こり、経済制裁でロシアを締め出せば、未曽有の事態に」
みうらるり
1980年生まれ 神奈川県出身 東京大学大学院法学政治学研究科にて博士課程修了後、東京大学講師を経て、山猫総合研究所代表取締役。多数の報道番組でコメンテーターを務める
取材/文・鈴木隆祐(ジャーナリスト)