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『バイキング』後継番組は「フジの『ラヴィット!』」になれるのか…麒麟・川島が語っていた「夏まではつらかった」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.31 21:30 最終更新日:2022.01.31 21:30
3月いっぱいで終了する『バイキングMORE』(フジテレビ系)。1月31日、後継番組の詳細が発表された。
番組名は『ポップUP!』、MCは同局の佐野瑞樹アナと山崎夕貴アナが務める。さらに、“曜日パーソナリティー” として、小泉孝太郎やおぎやはぎ、高嶋政宏、吉村崇らが日替わりで出演するという。
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「情報&Lifeエンタテインメント番組」として、「世の中で話題になっている出来事、噂のスポット&グルメ、美容ダイエット、最新ファッション、注目のエンタメ&カルチャー」などを扱うが、放送は平日の11時45分~14時45分と、かなりの長尺だ。
『バイキングMORE』の後継だけに注目度は高いが、SNSでは厳しい反応が相次いでいる。
《ポップUPこの主要キャストで3時間とか絶対持たん》
《もう少し毛色の違う番組をやれば良いのになぁと思います。 人を変えただけで中身は同じ感じ》
《バイキングよりワイドショー色を弱めた主婦向けの情報番組路線でいいのかな。ただ、その内容で毎日3時間は苦しそう気もするな》
《これからの時代はラヴィットみたいに攻めないと》
最近の情報番組で成功している例と言えば、真っ先に名前があがるのが、お笑いコンビ・麒麟の川島明がMCを務める『ラヴィット!』(TBS系)だ。2021年3月からスタートし、バラエティネタに振り切った番組スタイルが話題を呼んだ。
だが、『ラヴィット!』も、はじめから人気があったわけではない。テレビ誌ライターがこう語る。
「当初は『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)と比べられ、“二番煎じ” と批判されたこともあり、実際、視聴率も芳しくありませんでした。
しかし、若手のお笑い芸人やアイドル、人気モデルなどをゲストに呼び、一貫して社会問題やスキャンダルを扱わない攻めのスタイルで他番組と差別化。コロナ禍の息苦しさを感じさせない明るい空気感で、徐々に数字を伸ばしていきました」
他番組ではマネできない武器もできた。『ラヴィット!』といえば、なんといっても日々繰り広げられる “大喜利” だろう。
「食品や日用品の人気ランキングを紹介するVTRが流れるのですが、そこから出されるクイズをもとに出演者たちがボケまくり、MCの川島がすべてにツッコんでいくのが恒例になっています。出演者たちからは、“大喜利番組” と呼ばれるくらいです」(同上)
川島は、1月28日放送の『かまいたちの知らんけど』(MBSテレビ)で、「夏ぐらいまではしんどかった。あんなん誰が見るねんってめっちゃ叩かれるし」と放送当初を振り返っている。
だが続けて、「夏休みに入って、若い人がSNSで『変すぎて見てる』みたいなことを言ってくれて、だいぶ楽しくなりました」と笑顔を見せていた。
逆境のなか、独自路線を貫いたことで人気が定着しつつある『ラヴィット!』。はたして、『ポップUP!』は「フジテレビの『ラヴィット!』」のようになれるのか。
( SmartFLASH )