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高畑充希がギャラ1話180万円で上戸彩超え!浜辺美波が病院担架の上で爆睡…1月期ドラマの意外な舞台裏
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.06 06:00 最終更新日:2022.02.06 06:00
「コロナ禍で現場は大変ですが、ステイホームのおかげでこの“数字”が出たと思えば、まだ頑張れますよ」
と笑顔で語るのは、ドラマ制作会社スタッフだ。
1月からスタートした各局の新ドラマが好調だ。月曜21時の『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)は初回視聴率13.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・以下同)、月曜22時の『ドクターホワイト』(フジテレビ系)は11.4%、日曜21時の『DCU』(TBS系)は16.8%など、合計4作が2ケタ超えを達成しているのだ。
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そこで本誌はスタッフや大手広告代理店関係者を取材し、新ドラマにまつわる“カネ”と“秘話”を徹底調査した。
“カネ”で驚くべき数字を叩き出したのは女優の高畑充希(30)だ。なんと今期ドラマに出演する女優のなかで、1話あたりの推定ギャラで最高額を記録したのだ。
「1話あたり約180万円と聞いています。『となりのチカラ』(テレビ朝日系)のヒロインである上戸彩さんでも、約150万円なので、たしかに高いです。
ただ、高畑さんは『過保護のカホコ』や『同期のサクラ』など、日テレの水曜ドラマ枠の顔ですからね。特に『同期のサクラ』は初回で苦戦しましたが高畑さんの演技力で挽回。今作は番宣にも積極的に動いてくれたので、割安とすらいえます」(広告代理店関係者)
一方、“割高女優”の烙印を押されたのは松嶋菜々子(48)だ。
「さほど重要な役柄でもないのに、ギャラは主演の上戸さんと同じ150万円。演技は普通だし、固定ファンの集客力が高いわけでもない」(同前)
『妻、小学生になる。』(TBS系)に出演する石田ゆり子(52)も同じ150万円だが、本作で株を爆上げした。
「不慮の事故で亡くなってしまった妻(石田ゆり子)が、小学生になって帰ってくるというトンデモな話ですが、小学生の妻を演じる毎田暖乃ちゃんの演技がすごくて、説得力が出ています。まだ10歳なのに、なぜそんな演技ができるのかといえば、石田さんのおかげなんです。
石田さんは、役のうえでは死んでいるのであまり出番がないのに、撮影現場に『暇なんで』と毎日のように顔を出しているんです。じつはこれ、暖乃ちゃんを見守り、支えるためにしていること。そのおかげで暖乃ちゃんは“憑依”されたような演技ができています」(現場スタッフ)
民放初主演ながら、体を張ってスタッフの心を掴んだのは『ファイトソング』(TBS系)の清原果耶(20)だ。
「清原さんの役は、空手の日本代表を目指す“スポコン女子”。本格的に稽古をしてくれたおかげで、先生から『型だけなら有段者』とお墨付きをもらうほどに。空手のシーンは全編を本人が演じています。
じつは清原さんは13歳のときに撮影した『精霊の守り人』(NHK)でも乗馬シーンに挑戦し、最後には手放しで乗れるまで熟達したんです。業界では彼女で本格的アクション映画を撮りたい、なんて声も出ています」(制作関係者)
“モノ”でドラマを支えるのは『ミステリと言う勿れ』の主演・菅田将暉だ(28)。
「伊藤沙莉さん、門脇麦さんなど実力も個性もある女優さんが揃っており、現場の結束は固いです。菅田さんは『疲れたときは甘いもの』と言って、自身がCMに出演している『ミスタードーナツ』を大量に差し入れてくれました」(現場AD)
同じ現場で白石麻衣(29)は意外な一面を披露した。
「台本読みやリハーサルで、ずっとおどおどしているんです。思わず『声ちっちゃ』とほかのスタッフが漏らすほど。本番でも笑顔を見せず、ずっと下を向いたまま。極力、存在感を消そうとしているんです。病弱な謎の美女という役柄ではありますが、役作りというより、たんに緊張している様子でした」(現場スタッフ)
個性派に囲まれて存在感が消えてしまったのは、成田凌(28)主演の『逃亡医F』(日本テレビ系)でヒロイン役を務める森七菜(20)も同じだ。
「現場を盛り上げているのは松岡昌宏さん。現場で大きな掛け声をかけてくれるので、明るい雰囲気で撮影できています。
一方、森さんは、久々の連ドラ復帰なのに、周囲のキャラの濃さに埋もれてしまい、パッとしません。海洋観測士という役ですが、たんなる普通の女のコにしか見えず、頭を悩ませています」(番組関係者)
“超大物ぶり”を発揮しているのは『ドクターホワイト』主演の浜辺美波(21)だ。
「病院内での撮影が多いのですが、彼女は撮影の合間に担架や患者用のベッドで爆睡しているんですよ。天真爛漫な姿にスタッフはほっこりしています。
しかも、ロッテのCMに出演しているご縁で、2月14日近くの撮影日に大量のチョコレートを差し入れすると“予告”してくれています。
以前の別の現場では、バレンタインデーに直筆メッセージ入りのチョコをスタッフに手渡していたそうで、男性スタッフは今からドキドキしてます」(制作会社スタッフ)
視聴率は抜群の1位の『DCU』(TBS系)は、それでも現場がぴりついている。
「前クールは『日本沈没』ですから責任が重い。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査をする部署がテーマで、製作費が他作品とはケタ違いにかかっていますからね。
横浜流星さんの着替えシーンや中村アンさんとのロマンスなど、サービスショットが多いのは、数字が欲しいという焦りからなんですよ」(番組関係者)
今期ドラマはまだまだ始まったばかり。現場の苦労が報われるのは、どの作品になるやら……。