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藤岡弘、スズメバチをナイフで峰打ち…「動体視力30代」に長男も驚く
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.17 20:00 最終更新日:2022.02.17 20:00
2月17日、映画『ドリームプラン』の公開イベントがおこなわれ、藤岡弘、と4人の子供たちが登壇した。
本作は 世界最強のテニス姉妹(ビーナス&セリーナ・ウイリアムズ)を育てた破天荒な父親の物語。実話をベースにしており、今年度アカデミー賞主要6部門にノミネートされている。
藤岡は、「僕はこの映画に共感ばかりして。“俺は大した親じゃない。けれど、お前たちを守ることだけを考えてきた” という言葉とか。危険から子供たちを守るのが親の務めじゃないかと思う。僕もそれをひたすら考えてきた」と明かす。
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子供たちが生活の中心で、藤岡は1日に何度も電話をかけてしまうという。
「僕すぐに子供に電話するんですよ。うるさがられてますけど(笑)。いつも頭の中心にあって気になるんです」と言うと、次女の天翔天音は「30分おきは言い過ぎですけど、めっちゃ電話かかってきます! 履歴はほぼお父さん(笑)」、三女の藤岡舞衣も「すごい電話来ます!」と応じる。藤岡は「たまに切られるんですよ〜」と苦笑した。
心に残っている父の教えを聞かれると、長女の天翔愛は、「上杉鷹山の『なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり』を聞かされてきました。強い意志で行動を起こせばなんでも叶う、行動を起こすことで目の前の状況を改善できるって」と答える。
長男の藤岡真威人は、「いつ何時なりとも謙虚さと感謝を忘れるなって。他人に対してそれを怠るのは、人間として劣っていると思います。それは父を見て自然に学んだところです」と返答。
次女の天音は、「自分の限界を決めつけないで、挑戦してみなさいって教えられました。どんな状況でも楽しみながら、全力で取り組みなさい」と。
三女の舞衣も頷きながら、「何事にも努力しなさい、全力を尽くしなさい、実らなくても必ず力になるから、と教わりました」と発言。それぞれに父親の信念をしっかり吸収している様子だ。
藤岡は、子供たちの反応に「僕は失敗の数は誰にも負けないくらい、騙されたとか裏切られたとか、波瀾万丈でね。順風満帆な人生じゃなかった。だから子供たちにはそれぞれが自立して、しっかり生き抜ける人になってもらいたい。『人生はサバイバルだ!』っていう気持ちを持っているから強く言うけど、みんなには許してもらいたいね」と微笑む。
続いて、話題は藤岡家で起こった驚きの出来事に。
長男の真威人は、「最近、父の運転免許の更新で身体検査があったんですよ。そうしたら、動体視力が30代! 若い人でも出ないって (笑)。 僕たちも結果を見てびっくりしました。父は車も大型から全部持ってて、船も飛行機もやるんですけど、生命力が衰えていない」と明かす。
藤岡は「自分はアクションもやっていて、満身創痍で後遺症もあるし、生死をさまよったし、不安だから(笑)。怖いから、ついつい毎日体を動かしちゃうんですよね」と照れる。
真威人が、「みんなでいるときにハチが襲ってきて、お父さんは懐からナイフを取り出して、ハチを峰打ちでパ〜ン! って。『お父さん何したの?』と聞いたら『峰打ちだよ』って(笑)」。そのハチは、しばらくしたら普通に飛んでいったという。
驚愕のエピソードに、藤岡は「スズメバチで、危険だから。舞衣ちゃんとか刺されたら心配」と応じる。これに真威人が「どっちが危険かわからない」とコメントすると、会場内は大きな笑いに包まれた。
最後に藤岡が、映画について「親の信念が胸に迫ってきました。親としてぜひ観てもらいたい。『お前たちの可能性は無限だ』と子供を励ましていく言葉がとにかくポジティブ。子供にかける言葉全部がポジティブです」と称賛していた。
2月19日に76歳になる藤岡。家族に支えられてきたことがよくわかる会見だった。
( SmartFLASH )