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アンジャ児嶋が相方復帰を容認したワケ…背景にあった “渡部バブル” の沈静化、「一人はキツい」との本音も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.22 06:00 最終更新日:2022.02.22 06:00

アンジャ児嶋が相方復帰を容認したワケ…背景にあった “渡部バブル” の沈静化、「一人はキツい」との本音も

直撃に応じる児嶋

 

「お前の人間性は大っ嫌い。でも、さすがに30年め。切り捨てるのも違うし……」

 

 2月15日、不倫騒動で芸能活動を自粛していたアンジャッシュ渡部建(49)が、約1年8カ月ぶりに復帰した。相方の児嶋一哉(49)とMCを務める『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)でのことだ。

 

「児嶋さんが、何度も馴染みの番組プロデューサーにお願いしたことで実現しました。騒動以前は圧倒的な “コンビ内格差” を背景に、渡部さんからさんざん無下に扱われてきたのに、渡部さんを切り捨てなかった児嶋さんの評価は、うなぎ上りですよ」(芸能記者)

 

 

 児嶋は、冒頭の言葉に続き、渡部の妻・佐々木希(34)と子供の存在にふれ「お前のためというより家族のためっていうのがいちばんです」とエールを送った。さらに番組後半では、敬語で話す渡部をイジるなど、2人の関係が “逆転” したことを見せつけた。

 

 放送から3日後。仕事を終えた児嶋に手応えを聞くべく声をかけた。

 

ーー児嶋さん、FLASHです。

 

「はい」

 

ーー渡部さんが復帰されましたが反響はどうですか?

 

「取材は事務所を通してください。すみません……」

 

 体の前で両手を合わせ、終始、恐縮しきった様子の児嶋だが、それ以上言葉を発することはなかった。

 

「下手なことを話して、渡部さんの復帰に傷をつけられないですからね。真剣なんですよ」

 

 そう語るのは、あるバラエティ番組のプロデューサーだ。

 

「家族のために復帰を、というのも本心でしょうが、じつは『俺のためにも復帰してくれ』という気持ちが強いんです。渡部さんの騒動直後は、渡部さんの穴を埋めるため、番組に出ずっぱりでした。業界関係者も、児嶋さんが真面目なのは知っているから、かわいそうだと思い、同情心から次々と番組に呼んだんです。いわば “渡部バブル” です」

 

 だが、その勢いも1年を超えたころから落ち着いてきた。

 

「結局、『児嶋だよ!』の一本槍ではあって……。有吉弘行さんがラジオ番組で児嶋さんのYouTubeをイジったところ、児嶋さんがツイッター上でブチ切れるという事件を起こしたように、児嶋さんは芸人にしては真面目すぎるんです。

 

 本人も『俺、もともとおもしろくもないし才能もないんだよ』とか、『(セリフが決まっている)役者をやりたい』とか、ネガティブなことばかり話していました。

 

 これ以上、一人でお笑い界を生き抜くのはキツい、というのが本音。渡部さんに復帰してもらい、話題になるという第二の “渡部バブル” を期待しているんです」

 

 だが、その道のりは遠い。

 

「キー局はしばらく様子見。周囲の芸人も、渡部さんに下手にふれると自分が炎上するかもと恐れています。当分のあいだは千葉テレビだけで細々とやるしかない」(芸能記者)

 

 大きな “すれ違い” を経て、さらにおもしろくなった2人を見たい。

 

( 週刊FLASH 2022年3月8日号 )

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