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加山雄三、ビートルズと一緒にすき焼き食べた…床に座ったジョン・レノンに「行儀が悪いぞ!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.25 23:27 最終更新日:2022.02.25 23:30
2月25日、楽天グループはNFT販売プラットフォーム「Rakuten NFT」の開設記念イベントををおこなった。NFTは、絵画や音楽などのデジタルコンテンツを “唯一無二” と証明する技術。
イベントでは、ハワイアンの甘い調べに乗って “永遠の若大将” こと加山雄三がスモークの中から登場。加山の自宅から1960年代に録音した50本以上のオープンリールが発見され、そのなかに、往年の名曲『お嫁においでよ』の未発表デモ音源があったという。今回、その音源をNFTで販売する。
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「よく取っといたなー、と思って。当時は作曲するたびにリールを回していたからね。『お嫁~』は30分で3曲作ったうちの1つなんです。今回聞いてみて、当時のことを思い出したよ。犬がうるせーなぁ、とか」
自身のキャリアについて、「若いとき、東海道線に乗って通勤していたとき、藤沢駅で俺の歌を歌ってるやつがいて。あー、俺の歌は売れてるんだと初めて知ったよ。嬉しかったよね」と豪放磊落。
『お嫁においで』が発表された1966年は、ビートルズが来日した年だ。加山は、当時、宿泊先のホテルに遊びに行ったという。
「『ハワイの休日』っていうレコードを持っていったのね。そしたらプレーヤーがあって、もうかけっぱなし。最後まで聞こうぜって言われて。
ポールはいちばん普通に話をしてくれた。お腹が空いたなと思って、すき焼きを頼んだら、ジョン・レノンが椅子をどけちゃって、下(床)に座ったんだよ。『行儀が悪いぞ!』って言っても、『日本人の気持ちを味わうんだ』って。
窓にジョージが立つと、女性の『きゃーー!』という声が何百人も聞こえるんだよ。俺が立っても『きゃー!』って。誰だかわかんねえんだよ(笑)」
さらにこんな後日談も。
「(後年)ポールが1人で来たときも見に行ったんだよ。前に撮った写真を見せて『サインしてくれ』って言ったら、『サインしたことないけど』って言いながらサインしてくれた。お宝だよね。まぁ、(NFTには)出さないけど」と笑っていた。
( SmartFLASH )