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紗栄子、台風15号での支援は「トラック15台ぶん」SNSを有効活用

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.03.08 22:23FLASH編集部

紗栄子、台風15号での支援は「トラック15台ぶん」SNSを有効活用

 

 3月8日、「国際女性デー / HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」の表彰式が都内でおこなわれ、女優の紗栄子らが出席した。

 

 同表彰式は、国連が定める「国際女性デー」にちなみ、持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる女性を表彰するもの。紗栄子は、10年以上にわたるさまざまな支援活動が評価され、個人部門での受賞となった。

 

 紗栄子が支援活動を始めたきっかけは、2010年、故郷の宮崎県で流行した口蹄疫(こうていえき)だったという。口蹄疫は、牛や豚などの家畜の間で感染するウイルス性の病気。発生から5年で、宮崎県の経済的損失は2350億円にのぼるなど、甚大な被害を生んだ。

 

 

「そのとき、29万もの家畜の命が犠牲となり、畜産業だけでなく、地域経済や県民生活にも多大な影響がありました。傷ついている故郷のために何かしたいと思う気持ちが強くあったのですが、何から始めればいいかわからなかった。そんななか、インターネットで見つけた義援金の窓口に寄付をしたのが始まりです」

 

 2019年9月に発生した台風15号は、関東地方を中心に甚大な被害をもたらした。支援で役立ったのが「SNS」だという。

 

「そのとき報道が遅れ、行政の対応も遅れたことにより、大変な生活を強いられた方たちがたくさんいらっしゃいました。私は、インスタグラムのダイレクトメッセージで現地の方々から教えていただき、その日から被災地に入って支援を始めました。

 

 ひとりでは到底まかなえきれない被災で、初めて自分のSNSを使ってフォロワーのみなさまに支援を呼びかけさせていただきました。ありがたいことに、2日間で4トントラック15台ぶんの物資が集まり、仲間とともに数日以内で各所にお届けできました」

 

 自らが設立し、代表を務める支援団体「Think The DAY」について、「支援したいけど、なにをしたらいいかわからない人と、支援を受けたい人の架け橋になれるようにプラットフォーム化し、手探りで活動しています」と語る。

 

 最後は「支援活動は表立って言うべきではないという風潮もありますが、私はこの賞を、いままで一緒に動いてくれた仲間たちとともに分かち合い、これからも自分たちにできることをひとつずつ取り組んでいきたい」と力強く話していた。

 

( SmartFLASH )

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