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Netflixがゲームに進出…ドラマをモチーフにしたハイクオリティ作品が充実

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日：2022.03.14 20:00　最終更新日：2022.03.14 20:00

ドラマのキャラ“イレブン”の好物「エゴワッフル」がアイテムに。ファンが喜ぶ仕掛けがたくさん！

　Netflixといえば、映画やドラマを定額で楽しめるサブスク動画配信のパイオニアとして、その地位を確たるものにしているが、そんなNetflixが2021年11月から新たな試みを展開している。「Netflixゲーム」と呼ばれる “モバイルゲーム” の提供だ。

　映画やドラマ、アニメなど映像コンテンツのイメージが強かっただけに、ゲーム事業への進出は大きな注目を集めている。今回はそんなNetflixの新サービスについて、Netflix広報に聞いた。

「『Netflixゲーム』をプレイするには、まずNetflixのアプリとは別にGoogle Play、またはApp Storeから各ゲームのアプリをダウンロードする必要があります」（Netflix広報、以下同）

　モバイルゲームということもあり、PCからのリンクはないが、Netflixアプリからならすぐにそのリンクが見つかる。お気に入りゲームをタップすると詳細が表示されるのだが、下部にゲームのイメージに近い映画やアニメ、ドラマへのリンクがついているのも印象深い。

「Netflixのメンバーは広告やアプリ内課金なしでゲームをお楽しみいただけます」

　プレイするごとに広告が頻出したり、クリアのために課金を強いられたりと、無料モバイルゲームはストレスも多い。だが、このサービスではそうした煩わしさとは無縁だ。

■おすすめのゲームは？

　次にゲームタイトルについて深掘りしていこう。

「2022年2月末時点で全14タイトルとなっており、ジャンルとしてはスポーツ、カジノ、アーケード、パズル、レーシング、テーブル、ストラテジー、アクションなどが揃っています」

　まだタイトル数は多くないが、豊富なジャンルを揃えている。なかでもNetflix広報がおすすめするのは、Netflixのオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス未知の世界』がモチーフのゲームだという。

「『ストレンジャー・シングス: 1984』と『ストレンジャー・シングス3: ザ・ゲーム』は、同作の世界観を感じられるアドベンチャーゲームです。2022年5月27日に配信スタートする新シーズンと合わせ、多くの方々にお楽しみいただきたいです」

『ストレンジャー・シングス: 1984』は、俯瞰視点のロールプレイングゲームを彷彿させるアクションゲーム。マイクやイレブンといった劇中の人気キャラたちが、昔のパソコンゲームのようなキュートな二頭身になっている。

　また、『ストレンジャー・シングス3: ザ・ゲーム』はドラマのシーズン3が舞台となっており、よりシリアスなテイストが目を引く。どちらもレトロゲーム風で、1980年代オマージュ満載の同ドラマの雰囲気とあっている。

　ほかにも、世界的に人気のゲームタイトルのスピンオフ的なゲームも揃っているという。

「2009年の初リリース以来、長らく世界中で愛されているオンラインゲームの『リーグ・オブ・レジェンド』がおすすめです。

　同作に登場する操作キャラクターの “チャンピオン” たちが登場する『ヘクステックメイヘム A League of Legend Story』というゲームは、ビートに合わせて爆弾を炸裂させたり、跳ね回ったりして、障害物や敵を回避する横スクロールアクションです。

　Netflixでは『リーグ・オブ・レジェンド』の世界が舞台のアニメシリーズ『Arcane アーケイン』も配信中なので、ゲームと合わせてこちらも楽しんでほしいですね」

　また、シンプルながら時間を忘れて楽しんでしまうスポーツゲームも要チェック。

「『シューティングフープス』は、パステルカラーを基調としたデザインが特徴のおしゃれなスポーツゲームです。プレイヤーはおもちゃの矢が撃てるダートガンの照準を動かし、落下してくるボールを狙い撃ちします。

　ボールをうまくゴールに入れるだけのシンプルな内容なのですが、簡単そうに見えて絶妙に難しく、諦めきれずに粘っているうちに夢中になってしまうはずです。操作も簡単なので、老若男女問わず楽しんでいただけると思いますよ」

　2021年、Netflixは初のECサイト「Netflix.shop」を立ち上げたり、Netflix起動時に流れる音声ロゴをもじったグローバルイベント「TUDUM」を開催したりと、映像作品を超えたプロジェクトにも力を入れてきた。

「Netflixのミッションは『世界中のエンターテインメントファンを楽しませること』です。ゲームも、映画・アニメーション・リアリティ番組などと同様に、Netflixにとって新たなコンテンツカテゴリーとして、育てていく予定です」

（文＝TND幽介〈A4studio〉）

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