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ラッシャー板前、女子アナから高い評価を受ける理由…『朝だ!生です旅サラダ』卒業後も仕事が舞い込むこと間違いなし

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.03.28 20:00 最終更新日:2022.03.28 20:00

ラッシャー板前、女子アナから高い評価を受ける理由…『朝だ!生です旅サラダ』卒業後も仕事が舞い込むこと間違いなし

 

 たけし軍団のラッシャー板前さんが、3月26日放送回をもって、25年間出演していた『朝だ!生です旅サラダ』(朝日放送系)を卒業しました。

 

 ラッシャーさんは同番組の中継コーナーを担当し、毎週、全国各地からリポートしてきました。これまで1000回以上も中継してきたラッシャーさんの卒業回は、いつもの中継に加えて特別ロケもあり、ほぼまるまる1時間半にわたって出演していました。

 

 

 このことから、ラッシャーさんが出演者やスタッフさんからどれだけ愛されていたかがわかります。

 

 筆者は、以前ラッシャーさんを取材させていただいたのですが、とにかく真面目で優しい印象でした。

 

 ラッシャーさんが師匠のビートたけしさんから引っ越し祝いをもらった際の、たけしさんの粋なはからいについてお聞きしました。

 

「たけしさんから、引っ越し祝いに何が欲しいか聞かれ、最初は遠慮してたんですけど、たけしさんがあまりに言ってくださるので『洗濯機が欲しいです』って言ったんですよ。そしたらたけしさんから、タライと洗濯板が送られてきて『いつの時代だよ』と思って。でもよく見たら、洗濯板の裏に現金10万円が貼り付けてあったんです」

 

 実はこのエピソード、ラッシャーさんの話とされていますが、「俺じゃなくて松尾伴内さんの話なんです」と訂正されました。

 

 松尾さんの話がラッシャーさんの話と間違って伝わった理由は、浅草キッドの水道橋博士が間違えて広めたからだといいます。

 

「水道橋がいけないと思うんですよ。あいつは話を脚色するのが大好きで。ネット上ではいつの間にか金額も10万円じゃなく100万円になっているんです。だから今回の取材でちゃんと訂正しといてください。

 

 あと、カズ(三浦知良)が俺の家に居候してて、俺に頭が上がんないという話も水道橋が脚色しているんです。居候じゃなくて、よく泊まりに来てたんです」

 

 間違いは確かに訂正すべきですが、10万円じゃなくて100万円、よく泊まりに来ていたのではなくて居候というのは、エピソードトークなら許される範疇かもしれません。しかし、そこを丁寧に訂正するところがラッシャーさんらしい真面目な人柄が出ているなと思いました。

 

■女子アナからの高い評価

 

 10年ほど前、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で『女子アナが選ぶ 好きな芸人GP』という企画がありました。

 

 その企画は全国のテレビ朝日系列局の女子アナとフリーアナウンサー総勢244人に、好きな芸人についてアンケートを実施。ランキングに当時20代、30代の若手芸人が並ぶなか、唯一40代後半のラッシャーさんが15位に入りました。

 

 ランクインした理由は、『朝だ!生です旅サラダ』の中継で、毎週地方局の女子アナがラッシャーさんのパートナーとして共演していたことだと思われます。

 

「中継のリハーサルを、俺はいつも1回しかやらないんですよ。でも新人アナウンサーの場合はリハーサルを何回も付き合ってあげたりはします。ベテランのアナウンサーのときは、リハーサルと違うことを本番でやったりします。ベテランなら対応できるので。だけど、新人さんの場合は、リハーサルと同じことを本番でもやってあげる気遣いはしています」

 

 こういった気遣いが、女子アナに好かれる理由なのでしょう。

 

 今回の卒業スペシャルに出演していた北陸朝日放送の金子美奈さんは、過去にラッシャーさんの中継パートナーも務めたアナウンサー。その金子さんは、現在は編成部長に出世しています。編成部長とは、どんな番組を放送するかを決める非常に重要な役職です。

 

 25年間、みなさんに愛され続けたラッシャーさんですから、今後も全国のテレビ局からお仕事が舞い込むことは間違いないでしょう。ラッシャーさん、お疲れ様でした。

 

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

 

( SmartFLASH )

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