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佐野史郎、「多発性骨髄腫」を役者魂で乗り越えた「この感覚は映画やドラマと一緒」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.03 11:00 最終更新日:2022.05.03 11:00
佐野史郎が、5月2日放送の『ポップUP!』(フジテレビ系)で「多発性骨髄腫」での闘病生活を語った。
佐野は昨年4月、「血液のがん」の一種である「多発性骨髄腫」と診断された。闘病生活は、生きる気力を奪うほどの激しい痛みで、ギリギリの精神状態だったという。
だが、「この感覚は、映画やドラマを撮っているときと一緒だと思った」と役者魂で痛みを乗り越えたという。
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「これ(病気)を治すっていう物語を完成させるのに、スタッフが総動員で各パートの仕事を全力で一生懸命やってくださっている。極端に言えば、看護師と話す役を演じているように考える。そうすると、僕自身が楽になる」と、演技のように病気に向き合うことで気持ちが楽になったという。
また、「こんな病気にでもならないと、大病院の医療なんて絶対取材できない。先生、看護師さんの人間観察もした」と、今後の役作りの参考にしたと話していた。
佐野の話に、SNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《佐野史郎さんには長く生きて様々な役を演じていただきたいな》
《生死観、人生観、生きることとはどういうことなのか命をかけて向き合った人の言葉だと感じた》
《そんな大変な事になってたなんて! 無事に生還されて本当に良かったです》
「佐野さんは同番組で、強い抗がん剤により『粘膜はただれ、抵抗力がなくなる』と過酷な闘病生活を回想しています。また、敗血症にもなり、『連日38度から39度。MAXは40度いった。これが3週間くらい続いたんですよね。しんどくて、現実なのか夢なのかわからないけど、死後の世界ってあるのかな』とまで思ったそうです」(芸能ライター)
佐野はロックバンド・くるり『loveless』のPVで現場復帰。体調に留意しつつ、仕事を続けてもらいたい。
( SmartFLASH )