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大悟が「まずい」と連呼…『テレビ千鳥』で紹介された謎のお菓子「さじ付きマンボ」の正体

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.05.07 20:00FLASH編集部

大悟が「まずい」と連呼…『テレビ千鳥』で紹介された謎のお菓子「さじ付きマンボ」の正体

大悟には不評だったが…

 

 5月5日放送の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)で、千鳥の2人が食べ物系の自動販売機をめぐる様子が放送された。マニアックな自動販売機がずらりと並んだなかから、2人がどうしても食べてみたいものを1つだけ選ぶ内容だ。

 

 千鳥の大悟が最後に選んだのは「さじ付きマンボ」。見た目はピンク色のアイスキャンディのようだが、それを食べた大悟の感想は……「まずい! 味、触感、全部ごっついまずい!」というものだった。

 

 

 かじるや否や、そのまずさに悶絶する事態に。「ラムネの味でもない」「明治大正の甘みのとり方」「和三盆とかの種類? 」とコメントしたが、終始、大悟の表情は苦いまま。

 

 実はこのさじ付きマンボ、名古屋発祥のご当地駄菓子だという。名古屋出身のライター・ペリー荻野氏が、このお菓子について解説してくれた。

 

「マンボ、懐かしいですね。最後に食べたのはもう何十年も前のことですが、まだ存在していたこと自体がすごく嬉しいです。名古屋で育ったひとなら、駄菓子屋で誰でも食べたことがあるんじゃないですか。

 

 マンボは、もうどこの駄菓子屋さんでも売っている、駄菓子オブ駄菓子みたいなものですよ。ただ、この『テレビ千鳥』で放送された『さじ付きマンボ』の存在は私も初めて知りました。

 

 筒状に巻かれたビニールに、ほの甘いお菓子が入っていて。いまどきのスイーツみたいなわかりやすい甘さはなく、素朴な味がします。くちどけはラムネに近くて、そこまで固いものではありせん。

 

 それだけ見ると色つきのチョークみたいに見えるんですが、ずっと食べ方が謎だったんです。マンボは、小学校低学年の子が食べるようなものなので、私の記憶では誰もキレイに食べられなかった(笑)。それで、アイスクリームを食べるときに使う匙を一体化させてたんだと思います。

 

 大悟さんは『まずい』と言っていましたが、私が食べていたころは、そんな感想を持ったことは一度もありませんでしたよ」

 

 名古屋の懐かしの駄菓子だという「マンボ」。製造元の丸義製菓に番組の反響を問い合わせるも返答はなかったが、都内でも、府中市の駄菓子店でさじ付きマンボを発見できた。店主に話を聞いた。

 

「なんかテレビで紹介されてたよ、って問屋さんから聞きました。とくに売れ行きが変わったとは思いませんが、来週から売れるかもしれませんね」

 

 この日、『テレビ千鳥』を見てさじ付きマンボを購入した客が、その絶妙な味と食感を解説してくれた。

 

「味はラムネから酸味を抜いて、ややミルキーっぽさを足した感じがしました。パピコのように、周りのビニールごと噛んで、中身だけしごいて食べるのですが、ビニールが柔らかいので、気をつけないとビニールごと噛み切って飲み込んでしまいそうです。

 

 大悟が言うほどまずくはないですけど、固まった甘い粉を舐めているような……かなり変わった食感です」

 

 さじ付きマンボ、どうやら一度は食べてみないとピンとこない駄菓子のようだ。

 

( SmartFLASH )

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