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「覚悟を決めて」沖縄の基地問題を初めて語った島袋寛子に「今井絵理子とは大違い」の声
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.19 06:00 最終更新日:2022.05.19 06:00
5月18日、朝日新聞デジタルに「SPEED」元メンバーで歌手の島袋寛子のインタビューが掲載された。自身の出身地である沖縄の米軍基地問題について初めて語っており、SNSにはさまざまな反応が寄せられた。
沖縄は1972年5月15日にアメリカから返還された。普天間飛行場のそばで育った島袋は、復帰50年のタイミングだからこそ、基地に対する複雑な思いを「覚悟を決めて」話せたという。
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「島袋さんは、今回の記事で《私は10年近く沖縄を離れていました。言ってみれば、『偽者沖縄人』。だから、まずは沖縄のことを知らなきゃいけない》として、基地について知人と話したり、関連する本を読んだりしたことを明かしています。
そのうえで、自身の思いを詳細に語り、『子どもたちが自由に夢を描く沖縄であって欲しい』と語りました。長い沈黙を破っての発言に、SNS上では《これは貴重なインタビュー》といった好意的な反応が多く見られました。
その一方、《今井絵理子はこれを見てどう思うか…》《今井絵理子と島袋寛子 なんでこんなに違ってしまったのか》など、同じくSPEEDのメンバーだった今井絵理子参院議員について触れるコメントも投稿されています」(政治部記者)
今井議員は、15日におこなわれた沖縄本土復帰50周年式典へ日帰りで参加し、「先人たちのご努力で今の沖縄がある。課題も多い沖縄だけど、この島に生まれてよかった」と自身のインスタグラムで明かしているが……。
「今井議員といえば、初当選した2016年、開票日の選挙特番で池上彰氏から『選挙期間中、米軍基地問題についてあまり触れていなかったようですが』と質問され、『友人から聞く沖縄しか現状がわからない』『これからきっちり向かい合いたい』と答えています。
当時、沖縄では米兵による女性暴行事件が大きく騒がれており、有名タレント議員が地元の問題に関心がないような発言をしたことで、物議を醸したのです」(同)
批判を浴びた今井議員は、初登院のときには沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の歌詞を引き合いに出し、「沖縄だけではなく日本全体で助け合って支え合っていくのが今後の課題」と話したが、その後も基地問題に深く関わる姿勢を見せていない。
「2019年には産経新聞のインタビューで『沖縄から基地をなくすことができるなら一番いいと思っているのが本音です。しかし、基地問題は安全保障に関わる国の専権事項です。沖縄県民の意思だけでは決定できません』と語るなど、沖縄から距離を取るような姿勢も見られます。こうしたことから、SNSでは島袋と今井議員を比べるようなツイートが数多く投稿されたのです」(同)
全国の米軍基地の7割が集中しているとされる沖縄。いつになったら、負担が減るのだろうか。
( SmartFLASH )