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土田晃之『バイキング』を振り返り思わず「詐欺!」…坂上忍の“カラー”失い苦戦する「フジテレビの昼」

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.05.20 18:28FLASH編集部

土田晃之『バイキング』を振り返り思わず「詐欺!」…坂上忍の“カラー”失い苦戦する「フジテレビの昼」

 

 お笑いタレントの土田晃之が5月18日、『アインシュタインの愛シタイン』(毎日放送)に出演し、以前、レギュラー出演していたお昼の情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)への思いを語った。

 

『愛シタイン』は、人気お笑いコンビ・アインシュタイン(稲田直樹・河井ゆずる)の冠番組。今回は土田がゲストとして招かれていた。

 

 アインシュタインと土田がトークを繰り広げるなかで、稲田が「コメンテーターの仕事って大変じゃないのかなって」と切り出した。これに対し土田は、「『バイキング』に出てたから、そう思われがちなんですけど、僕は個人的にはコメンテーターしたつもりは1個もなくて」と語った。

 

 

『バイキングMORE』が『バイキング』のタイトルで放送を開始した、2014年から出演していた土田は、自身を“オープニングメンバー”だとした上で、「スタッフから『「笑っていいとも!」の後番組で“ポップ”な番組をやります』と言われて『ぜひ出させてください』って言ったんです」と説明。

 

 しかし、「そうしたら、ちょっとずつニュースを扱うようになって……」と苦笑いしながらこう続けた。

 

「知らない間に、ちょっとずつ政治の話をしてるよねって。不倫とかどうでもいいんだけど、人の家のこととか知らねーし(笑)」

 

 家族の生活もあるため「やめる勇気もなかった」と語る土田に、河井は「番組の趣旨が変わっていったんですね」とフォロー。すると土田は「あんな詐欺、ないよ!」と訴え、現場には笑いが起こっていた。

 

「たしかに『バイキング』は当初、『笑いと情報をとりホーダイ!』というサブタイトルのもと、陽気な番組を展開していました。曜日ごとに坂上忍さん、おぎやはぎ、雨上がり決死隊などのMCを迎えていましたが、2015年から坂上忍さんが全曜日にわたる『総合MC』に就任し、それまでのバラエティ色が一変。時事ネタやゴシップを扱うワイドショーへと変わりました。

 

 以来、坂上さんやゲストコメンテーターの発言がネットニュースにあがるようになり、注目度もアップ。視聴率も上がったようですが、土田さんのような初期メンバーが困惑するのには十分すぎる“方向転換”だったといえます」(テレビ誌ライター)

 

 4月1日、『バイキングMORE』が終了。後続番組『ポップUP!』が始まったが、『デイリー新潮』は4月11日、同番組が視聴率1%台に陥ったことを報じている。

 

「やはり、番組ならではの“カラー”がないのは否めません。裏番組である『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)は、南原清隆さんを中心とした明るい情報番組、『ひるおび』(TBS系)は識者の解説をもとにした、時事ネタに寄ったワイドショー……。

 

 これまでの『バイキング』のカラーは、“坂上忍さんのストレートな物言い”だったわけです。それがない今、早くもテコ入れが求められているように見えます」(前出・テレビ誌ライター)

 

 ネット上でも、『ポップUP!』には厳しい声が……。

 

《ゲストもそれぞれメンツを変えているんだろうけど、なんか代わり映えしないなー。新鮮味が無い》

 

《「ヒルナンデス」「ラヴィット」のように、コロナやウクライナは一切取り上げません、そのかわりロケを多様して視聴者を飽きさせないシステムが「ポップアップ」にあるわけでもない。》

 

 5月20日からは、金曜日のみ4回にわたり「ひるドラ!『昼上がりのオンナたち』」の放送を始めた『ポップUP!』。“奇策”で視聴率もUP!となるか――。

 

( SmartFLASH )

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